VERTERE、代官山に新拠点。「VERTERE Daikanyama Taproom」で広がる街との新しい接点

店先の提灯サイン
  • 店先の提灯サイン
  • 店舗入口に置かれたオープンサイン
  • カウンター上のネオンサイン
  • カウンター上の提灯サイン
  • タップは全部で8口
  • カウンター横の植栽にもネオンサイン
  • 缶ビールが並ぶ冷蔵ケース
  • リリースされたばかりのMacranthos(マクランサス)の缶ビールも並ぶ

VERTEREが代官山に新たな拠点をオープン

店舗外観

東京・奥多摩を拠点とするクラフトビールメーカーVERTERE(バテレ)が、2026年7月17日、東京・代官山に「VERTERE Daikanyama Taproom」をオープンしました。

2階から1階を望む

オープン初日の19時過ぎに訪れると、店内はすでに多くの来店客で賑わい、それぞれ思い思いのビールを楽しんでいました。

代表の鈴木光氏、醸造長の辻野木景氏も店頭に立ち、常連客や関係者から「おめでとうございます」と次々に声を掛けられる姿が印象的でした。4月に開催された10周年イベントから約3か月。新たな直営店の船出を祝う温かな空気に包まれていました。

TENOHA代官山だからこそ生まれる"街に開かれたタップルーム"

代官山駅

出店場所は、代官山駅中央口から徒歩30秒という好立地にある「TENOHA代官山」。緑豊かな植栽に囲まれた開放的な空間で、環境やサステナビリティ、コミュニティをテーマにした施設です。

店舗入口に置かれたオープンサイン

この場所では日中は別事業者が営業し、17時から22時まではVERTEREがタップルームとして営業するというユニークなスタイルを採っています。

カウンター上の提灯サイン

店頭には「バテレ」とカタカナで書かれた提灯が掲げられ、和の要素を取り入れたサインが街並みに自然と溶け込んでいました。

8タップのビールと"店産店消"のフード

タップは全部で8口

店内には8本のタップを備え、VERTEREのクラフトビールを提供。この日いただいたのは、リリースされたばかりのMacranthos(マクランサス)と、定番人気のEugenia(ユージニア)の2種類です。

Macranthos(マクランサス)Style:American Pale Ale 、ABV:5.5%

Macranthosは、DAISHIZENが運営する川崎のファームマーケット「SOLSO FARM」とのコラボレーションによるAmerican Pale Ale。柑橘や花、ハーブ、刈りたての芝生を思わせる爽やかなアロマに、軽快なモルトの味わいと穏やかな苦味が重なり、植物を感じさせる余韻が心地よい一杯でした。

Eugenia(ユージニア)Style:NZ IPA 、ABV:7.0%

一方のEugeniaは、ニュージーランド産ホップの個性が楽しめるVERTEREの定番NZ IPA。新作と定番を飲み比べることで、現在のVERTEREらしさを感じられる組み合わせでした。

夏野菜のピクルス

フードは夏野菜のピクルスをはじめ、コールスロー、ポテトサラダ、ミートボール、グリーンカレーなどをラインアップ。いずれも店内で仕込まれたもので、「地産地消」ならぬ"店産店消"という考え方を掲げています。ビールとともに楽しむことを前提に設計されたフードは、タップルームならではの魅力と言えそうです。

螺旋階段の先には、もうひとつの居場所

2階フロア

店内中央には螺旋階段が設けられ、その先の2階席でもゆったりとビールを楽しめます。子ども向けの絵本も置かれており、家族連れでも過ごしやすい雰囲気です。

2階から出られるテラス席

さらにルーフトップのテラスにも出ることができ、天気の良い日には代官山の空を眺めながらビールを味わえるのも、この店舗ならではの楽しみ方でしょう。

奥多摩と代官山をつなぐ、新しい入口

店舗入口

VERTEREはこれまで奥多摩を拠点に、永福町、立川、横浜へとタップルームを展開してきました。その中でも代官山店は、単なる直営店の追加ではなく、「クラフトビールを知らない人」との新しい接点になりそうです。

代官山にはこれまで「ビビビ。」や「SPRING VALLEY BREWERY TOKYO」などクラフトビールを楽しめる店はありましたが、街全体としてクラフトビールが根付いている印象はそれほど強くありませんでした。その点、駅から徒歩30秒という立地にあり、誰でも気軽に立ち寄れるTENOHA代官山という場所は、これまでクラフトビールに触れてこなかった人たちにとっても自然な入口になります。

4月の「VERTERE 10th Anniversary Festival」で鈴木代表が語っていた「最終的には奥多摩に来たいと思ってもらえる場所をつくりたい」という言葉。その構想は、代官山という街にも確かにつながっていました。

【店舗概要】
VERTERE Daikanyama Taproom

開業日:2026年7月17日(金)
所在地:東京都渋谷区代官山町20-12
Forestgate Daikanyama TENOHA棟
営業時間:17:00~22:00
定休日:水曜日+不定休

《BEERMAPS編集部》