日本最大級のクラフトビールイベント「2026けやきひろば秋のビール祭り」が、9月17日(木)から21日(月・祝)までの5日間、さいたま新都心けやきひろばで開催されます。
春に続いて屋外のけやきひろばを舞台に、北海道から沖縄、さらにチェコまで52店舗が出店。会場には300種類以上のクラフトビールが集まります。
今回BEERMAPS NEWSが注目するのは、初出店となる福島の「HOPJAPAN」、愛知の「およろこBrewery」、チェコ・プラハの「SIBEERIA」の3社。そして、会場限定や先行販売など、けやきひろばでいち早く出会えるビールを集めた「Brew for Keyaki」です。
秋の気配を感じ始める屋外のけやきひろばで、今年はどんな一杯に出会えるのでしょうか。
52店舗、300種類以上。秋のけやきがスタート

春と秋に開催され、クラフトビールファンにはおなじみとなった「けやきひろばビール祭り」。2026年秋は52店舗が出店し、300種類以上のクラフトビールが集結します。国内各地のブルワリーに加えて、ドイツビール、さらに今回初出店となるチェコのSIBEERIAも参加します。
会場となるのは、JRさいたま新都心駅からすぐの「けやきひろば」。春に続いて今回も屋外開催となり、入場は無料です。

初日の9月17日は16:00から21:00まで。18日は11:00から、19~21日の土日祝は今回初めて10:00からスタートします。最終日の21日は20:00までです。
今回初出店。福島、愛知、そしてチェコから3社
毎回、新しいブルワリーとの出会いがあるのも「けやきひろばビール祭り」の楽しみのひとつ。2026年秋は、HOPJAPAN、およろこBrewery、SIBEERIAの3社が初出店します。
HOPJAPAN|福島

福島県田村市を拠点とするHOPJAPAN。特徴は、ビールの原料となるホップの栽培から自ら手掛けていることです。地元・田村市産のホップを年間を通してビールに使用し、地域で育てたホップの個性を生かしたビールづくりを続けています。

今回の「Brew for Keyaki」にも、ビール祭りのために醸造した「けやきメルツェン」が登場。福島県で収穫したばかりのフレッシュホップをすぐに仕込みへ投入し、福島県産大麦による麦の甘みと、摘みたてホップならではの香りを楽しめる“ビアフェスラガー”に仕上げています。
およろこBrewery|愛知

愛知県名古屋市から初参加する「およろこBrewery」は、「“およろこび”の場に相応しいクラフトビールをつくりたい」と2023年から醸造を開始したブルワリーです。フレンチシェフが醸造長を務め、ソムリエチームとともにレシピをつくり上げるというユニークな体制も特徴です。

けやきひろばでは「KEYAKIジャスミン&トマトエール」を初開栓。障がい者雇用施設で育てられた完熟トマトを使用し、トマトの爽やかな味わいにジャスミンの華やかな香りを重ねたフルーツエールです。
SIBEERIA|チェコ

そして海外から初出店するのが、チェコ・プラハの「SIBEERIA(シベリア)」です。ピルスナー発祥の国・チェコの伝統的なラガーを手掛ける一方、現代的なクラフトビールのスタイルにも積極的に挑戦。日本にビールが輸入されるようになって約1年半を経て、今回初めてけやきひろばビール祭りに参加します。
日本への輸入のきっかけになったのは、インポーター「クロスツーイー」代表の山本章貴氏がプラハのビアバーでSIBEERIAのブルワーと出会ったこと。その場で飲んだビールに衝撃を受け、日本への輸入へとつながりました。
伝統的なチェコビールと、現在進行形のチェコ・クラフトビール。その両方を知るきっかけになりそうな初出店です。
SIBEERIA「Everyday Life」|Czech Premium Pale Lager|5.1%

今回実際に飲んだのは「Everyday Life」。チェコのブルワリーらしい王道のCzech Premium Pale Lagerで、すっきり飲ませるだけではなく、味わいもしっかりと感じられます。チェコビールの伝統をストレートに感じられる一杯でした。
けやきのための一杯。「Brew for Keyaki」に注目

今回、もうひとつ注目したいのが「Brew for Keyaki」です。会場限定、けやきひろばビール祭りでの先行開栓、このイベントのために仕込まれた限定醸造など、“けやきで出会う理由”を持ったビールを分かりやすく紹介する企画です。
対象ビールを1杯購入するごとに補助券を1枚配布。5枚集めると、オリジナルグッズなどが当たるハズレなしのルーレットにも参加できます。
ラインナップを見てみると、フレッシュホップ、桃、巨峰、金木犀、トマト、ジャスミン、伊予柑など、秋の素材や土地の個性を取り入れたビールから、約18年間熟成したビンテージエールまで実に多彩です。
23種類の「Brew for Keyaki」
AGARIHAMA BREWERY「けやき先行開栓シーサー&ドラゴン」
BALDYS GOODBEERとの限定コラボレーションによるトリプルIPA。Mosaic、Citra、Galaxyなどのホップを使用し、ABV10%に仕上げた一杯です。
DD4D BREWING「Easy Walker - Iyokan Lager for Keyaki -」
愛媛県産伊予柑のピールとMosaicホップを組み合わせたラガー。柑橘を軸にした爽快な一杯です。
hokkaido brewing「【けやき限定】ビンテージエール2008」
通常の5倍量の麦芽を使い、約18年間熟成。ABV18%というスペックを持つ、けやきひろばビール祭り限定の秘蔵ビールです。
HOPJAPAN「けやきメルツェン」
福島県産の摘みたてホップを使用した限定ラガー。収穫後すぐにホップを仕込みへ投入し、フレッシュホップならではの香りを生かしています。
遠野麦酒ZUMONA「IBUKI HOP IPA for KEYAKI」
岩手県遠野市産ホップ「IBUKI」を100%使用。モルト1種類、ホップ1種類で構成する“SMaSH”で、IBUKIそのものの個性を引き出したIPAです。
ティー・ワイ・ハーバーブルワリー「けやきまるごとピーチ」
新潟県・高松農園の白桃を、果肉だけでなく皮と種まで使用。小麦ビールをベースにしたフルーツビールで、会場先行開栓となります。
CRAFT BANK「KEYAKI ENGLISH IPL」
夏の爽やかさと秋を感じさせる芳醇さを意識したラガー。ブースで提供される「九条ネギホルモン」とのペアリングも提案されています。
KOBO Brewery「KEYAKI SPECI A LN I PIVO」
より美味しいピルスナーを目指したビール。BETとのコラボ。
U.B.P BREWERY「KEYAKI ANTHEM」
地元・埼玉のU.B.P BREWERYが、けやきひろばビール祭りのために醸造したHazy IPAです。
Repubrew「五枚花の金木犀」
静岡県三島市の三嶋大社にある樹齢1200年を超える金木犀をイメージ。ケルシュをベースに金木犀の香りを重ねた、秋らしい一杯です。
月と太陽BREWING「zzz365 Modern Pale Ale -けやき秋もよろしくね!Ver.-」
“日本一のフライドポテト”を掲げる「zzz365」のフライドポテト専用ビール。春からレシピを変更した秋バージョンです。
YellowBeerWorks「けやきIPA」
モルト感もありつつ、フルーティーでちょうどよい苦み。
NOBODY BREWING「Birds Of Fire」
Kyoto Brewing CO.とのクロスコラボレーション。金木犀を使ったサワーIPAで、会場先行開栓となります。
Kyoto Brewing CO.「火の鳥たち」
NOBODY BREWINGとのコラボレーション。メキシコのスイーツ「チャモヤーダ」を着想源に、マンゴー、ライム、チリパウダー、ホップを組み合わせたサワーIPAです。
反射炉ビヤ「Keyaki Coast IPA 2026秋ver.」
イベントごとにレシピを変える「Keyaki Coast IPA」の2026年秋版。今回は柑橘を思わせる爽やかさとトロピカルな風味を意識しています。
田沢湖ビール「KEYAKI START Pale Ale」
秋田県横手市産の2026年収穫フレッシュホップを使用。アルコール度数をやや抑え、飲み進めやすく仕上げたPale Aleです。
CHORYO Craft Beer「欅ノミツコ」
白麹を使ったHazy IPA。昨年秋に醸造したビールの最後の2樽を今回のために残していたという、時間による香りの変化にも注目したい一杯です。
OUR BREWING「Keyaki Hazy」
秋のけやきひろばビール祭り限定のHazy IPA。ブースでは福井県産「ふくいポーク」を100%使用したソーセージとの組み合わせも楽しめます。
牛久醸造場「Keyaki Twilight Avenue」
褐色の外観に、ホップ由来の柑橘系の香りとしっかりとした飲み応えを組み合わせた、秋から冬をイメージさせるビールです。
およろこBrewery「KEYAKIジャスミン&トマトエール」
障がい者雇用施設で育てられたトマトを使用。ジャスミンの香りを組み合わせたフルーツエールで、今回のけやきひろばビール祭りで初開栓されます。
アンドビール「KEYAKI & BEER!」
チェリーを使うベルギーの伝統的な「クリーク」をイメージ。赤ワイン樽で5年熟成させたセゾンと若いPhilly Sourをブレンドし、さらにタルトチェリーを加えています。
NAMACHAん Brewing「けやき はじまりのIPA~2026秋~」
会場入口近くにブースを構えるNAMACHAん Brewingが、「まずはこの一杯から祭りを始めてほしい」と仕込んだ限定West Coast IPA。柑橘や松を思わせるホップアロマとドライな飲み口を狙った一杯です。
うしとらブルワリー 「Heyagi(部屋着)セゾン」
春のけやきひろばビール祭りにも登場した、けやき限定のセゾン。名前の「Heyagi(部屋着)」の通り、肩肘張らずに楽しめる一杯として、秋のけやきにも再登場します。
BEERMAPS NEWS編集部が実際に飲んだ「Brew for Keyaki」
23種類がそろった「Brew for Keyaki」。BEERMAPS NEWS編集部も会場を巡り、そのなかから気になった10種類を実際に飲んでみました。
Triple IPAからラガー、Hazy IPA、Sour IPAまでスタイルはさまざま。秋らしい素材を取り入れたものや、今回のために仕込まれたビールなど、それぞれに「けやき」で飲む理由が感じられるラインナップです。
AGARIHAMA BREWERY × BALDYS GOOD BEER「シーサー&ドラゴン」|Triple IPA|10.0%

ABV10%のしっかりとした飲み応えがありながら、印象的なのは豊かなトロピカル感。力強さとジューシーさが重なり、アルコール度数の高さを忘れてグラスが進みそうになります。飲みすぎには注意したい一杯です。
DD4D BREWING「Easy Walker - Iyokan Lager for Keyaki -」|Lager|4.5%

愛媛県産伊予柑の爽やかさとホップのアロマが絶妙なバランス。ラガーらしい軽快さもあり、名前の「Easy Walker」そのままに、会場を歩きながら楽しみたくなるような一杯でした。
CRAFT BANK「KEYAKI ENGLISH IPL」|IPL|5.0%

口に含むとすっきりと入ってきますが、それだけでは終わらず、後ろにはモルトの深さも感じられます。軽快さと麦芽の存在感、その両方を楽しめるIPLです。
Repubrew「五枚花の金木犀」|Kölsch|4.5%

金木犀を使った秋らしい一杯。ベースとなるKölschらしいすっきりとした味わいで、数多くのビールを飲み比べるフェスのなかでも軽やかに楽しめました。
NOBODY BREWING「Birds Of Fire」|Sour IPA|6.0%

Kyoto Brewing CO.とのクロスコラボレーションから生まれた一杯。金木犀を使ったSour IPAで、今回飲み比べた「火の鳥たち」と比べると、よりクリアな印象。柑橘を思わせるニュアンスも感じられました。
Kyoto Brewing CO.「火の鳥たち」|Sour IPA|7.0%

同じコラボレーションから生まれながら、「Birds Of Fire」とは異なる表情を見せるSour IPAです。程よい酸味に加えて、わずかにスパイシーな感覚も。2杯を並べて飲むことで、それぞれのブルワリーによる異なるアプローチがより分かりやすく感じられました。
OUR BREWING「Keyaki Hazy」|Hazy IPA|7.0%

口にすると、まず感じたのは「HazyらしいHazy」。スタイルから期待する方向性を素直に楽しめる一杯で、今回の「Brew for Keyaki」のなかでHazy IPAを選びたい人にはチェックしてほしいビールです。
U.B.P BREWERY「KEYAKI ANTHEM」|Hazy IPA|6.0%

こちらもHazy IPAですが、印象に残ったのは豊かなトロピカル感。果実を思わせるニュアンスが広がり、同じHazy IPAでもOUR BREWING「Keyaki Hazy」とはまた違った個性を楽しめました。
およろこBrewery「KEYAKIジャスミン&トマトエール」|Tomato Ale

今回初出店のおよろこBreweryが用意した、トマトとジャスミンという珍しい組み合わせ。味わいは意外なほど繊細で、トマト由来のすっきりとした感覚が印象的でした。素材のインパクトを前面に押し出すというより、丁寧にまとめられた一杯です。
HOPJAPAN「けやきメルツェン」|Lager|6.2%

同じく今回初出店のHOPJAPANからは、福島県産の摘みたてホップを使った「けやきメルツェン」を。ホップの香りが華やかに立ちながら、苦味はほどほど。ラガーらしくすっきりと飲み進められ、思わず“ぐびぐび”いきたくなる一杯でした。
春から秋へ。再び飲みたいビール、新しく出会いたいビール

「Brew for Keyaki」の中には、春のけやきひろばビール祭りでもBEERMAPS NEWSが追いかけたブルワリーやシリーズがあります。CHORYO Craft Beer「欅ノミツコ」は、昨年秋に醸造されたビールの最後の2樽が今回登場。時間を経て香りがどのように変化しているのかも気になるところです。
反射炉ビヤの「Keyaki Coast IPA」は、イベントごとにレシピを変更するシリーズ。今回は「2026秋ver.」として登場します。
そしてNAMACHAん Brewing「けやき はじまりのIPA」も、2026年秋仕様に。イベントの入口から最初の一杯を提案するというコンセプトはそのままに、今回のための限定醸造となっています。
春に出会ったビールの“続き”を追いかけるか、まったく新しい一杯へ向かうか。それも春と秋、年2回開催されるけやきひろばビール祭りならではの楽しみ方です。
北海道から沖縄、チェコまで。全52店舗
今回の出店者は次の通りです。
北海道・東北
hokkaido brewing(北海道)
月と太陽BREWING(北海道)
忽布古丹醸造(北海道)
Brasserie Knot(北海道)
遠野麦酒ZUMONA(岩手)
いわて蔵ビール(岩手)
鳴子温泉ブルワリー(宮城)
希望の丘醸造所(宮城)
田沢湖ビール(秋田)
Yellowbeerworks(福島)
HOPJAPAN(福島)※初出店
関東
牛久醸造場(茨城)
うしとらブルワリー(栃木)
BLUE MAGIC(栃木)
麦雑穀工房(埼玉)
Nobody Brewing(埼玉)
コエドブルワリー(埼玉)
スモーク・クラフト(埼玉)
U.B.P BREWERY(埼玉)
SORACHI1984(東京)
NAMACHAん Brewing(東京)
ティー・ワイ・ハーバーブルワリー(東京)
サンクトガーレン(神奈川)
甲信越・北陸
エチゴビール(新潟)
妻有ビール(新潟)
KOBO Brewery(富山)
OUR BREWING(福井)
八ヶ岳ブルワリー(山梨)
アンドビール(山梨)
オラホビール(長野)
信州須坂フルーツブルワリー(長野)
南信州ビール(長野)
東海・近畿
ISEKADO(三重)
REPUBREW(静岡)
反射炉ビヤ(静岡)
Y.MARKET BREWING(愛知)
およろこBrewery(愛知)※初出店
CRAFT BANK(京都)
Kyoto Brewing CO.(京都)
CHORYO Craft Beer(奈良)
中国・四国・九州・沖縄
大山Gビール(鳥取)
松江ビアへるん&日本海アワビ(島根)
ヒメビール(愛媛)
DD4D BREWING(愛媛)
BEPPU BREWERY(別府ブルワリー)(大分)
B.M.B Brewery(宮崎)
宮崎ひでじビール(宮崎)
AGARIHAMA BREWERY(沖縄)
海外・その他
エルディンガー(ドイツ)
SIBEERIA(チェコ)※初出店
青蓮さいたま新都心店
そじ坊・杵屋
全国のブルワリーを一度に巡れるだけでなく、初出店やイベント限定醸造、先行開栓を追いかけることで、毎回違った楽しみ方ができる「けやきひろばビール祭り」。
300種類以上から何を選ぶか。その悩ましさも含めて、秋の5日間が始まります。
ビールだけじゃない。「けやきBEER LIVE」も開催
19日(土)から21日(月・祝)までは、休館中のGMOアリーナさいたま Cゲート前の特設ステージで「けやきBEER LIVE」も開催されます。
19日には「けやきひろばビール祭りクイズ王決定戦!」を初開催。19日、20日には公式ソング「BEER ALL RIGHT」でもおなじみの宮 武弘と上鈴木兄弟が登場します。
最終日の21日は「おふろcafe utataneプロデュースDay」として、BATHMELLOW(Beer Vista Brewery)、THEビールズ、おにちゃん、AATA、藤澤信次郎(浪漫革命)が出演。
また18日の夜には、春に続いてDJタイムも予定されています。
ビールを飲み比べるだけでなく、音楽やステージとともに屋外で一日を過ごせるのも、現在の「けやきひろばビール祭り」の楽しみ方のひとつになっています。
【イベント概要】
2026けやきひろば秋のビール祭り
開催期間:
2026年9月17日(木)16:00~21:00
9月18日(金)11:00~21:00
9月19日(土)10:00~21:00
9月20日(日)10:00~21:00
9月21日(月・祝)10:00~20:00
*雨天決行 / 荒天中止
会場:
さいたま新都心けやきひろば
アクセス:
JR京浜東北・高崎・宇都宮線「さいたま新都心」駅下車 徒歩3分
JR埼京線「北与野」駅下車 徒歩7分
入場料:
無料
※飲食代別途
出店数:
52店舗
提供ビール:
300種類以上
※お酒は20歳になってから。








