ビール消費量が全国トップクラスを誇る、ビールの街・札幌。1876年に開拓使麦酒醸造所(サッポロビールの前身)が誕生して以来の長い歴史を持つこの街では、近年個性豊かなクラフトビールの醸造所が続々と生まれ、第2次ブームともいえる盛り上がりを見せています。
店内で醸造する出来立てを味わえるブルーパブから、北海道産クラフトを飲み比べられるスタンド、世界のビールを厳選する角打ち、買って帰れるボトルショップまで。すすきのを中心にバラエティ豊かな名店がぎゅっと集まっています。
今回は、BEERMAPS NEWS編集部が実際に足を運んで一杯を楽しんだ札幌のビアスポットの中から、すすきのを起点に20軒ご紹介します。
駅近でサクッと一杯にも、じっくり飲み歩く一日にも。あなたの札幌ビール散策の参考にしていただければうれしいです。
すすきの直結のビール基地!「すすきのえーる STAND 」+「 根本酒店(COCONO SUSUKINO)」

まずは、すすきの駅直結の新ランドマーク「COCONO SUSUKINO」の地下1階から。ここには、クラフトビール好きにうれしいお店が2軒並んでいます。
ひとつは「すすきのえーる STAND」。その名の通り、札幌・すすきの発祥のクラフトビール「すすきのえーる」を醸造所から直送し、出来立てを味わえる立ち飲みスタンドです。
「すすきのえーる」は、2020年のコロナ禍で元気をなくしたススキノの街に「エール(勇気)」を送ろうと、札幌・ススキノで生まれたエールビール。「ススキノを応援!」というコンセプトが込められており、「す」の字を花のようにあしらったかわいらしいロゴも印象的です。

醸造を手がける浅利圭祐さんは「女性にも喜ばれるものを」と、飲みやすさと香りを大切にしており、一番人気はオレンジピールとコリアンダーを使った、白い濁りが美しいホワイトエール。ほかにもセゾン、セッションIPA、ヴァイツェンなど、個性豊かなラインナップが揃います。

北海道各地のブルワリーから厳選したビールも用意され、朝10時から夜21時まで通し営業・基本無休。観光や買い物の合間にふらりと立ち寄れる気軽さが魅力で、札幌クラフトビールの“入り口”にぴったりの一軒です。

もうひとつは、同じフロアにある角打ちスタイルの酒屋「根本酒店」。
地元のウイスキー&日本酒好きで知らない人はいないという名店で、北海道でも珍しい「角打ち」を併設した酒店として、COCONO SUSUKINOのオープンとともに登場しました。

クラフトビールの樽生が最大6TAPで楽しめるほか、北海道産ビールの飲み比べやお土産用のBEERも充実。看板であるウイスキーや日本酒のセレクトも見事で、サクッと一杯ひっかけるにも、お土産を選ぶにも便利です。

立ち飲みで数杯楽しんでから、気になった銘柄を買って帰る——そんな、飲んで選べる角打ちならではの使い方ができます。
店舗詳細
店名:すすきのえーる STAND/根本酒店
住所:北海道札幌市中央区南4条西4-1-1 COCONO SUSUKINO B1F
最寄駅・アクセス:地下鉄南北線「すすきの駅」直結
営業時間:すすきのえーる STAND 10:00~21:00/根本酒店 10:00~21:00(L.O. 20:45)
定休日:両店ともCOCONO SUSUKINOの休館日に準ずる(基本無休)
公式サイト:すすきのえーる STAND https://susukinoyell-stand.net / 根本酒店 https://nemoto-shouten.com/
統一価格で気軽に飲み比べ!「サカノバクラフト 大通店」

豊水すすきの駅から徒歩1分、「道産麦酒と蝦夷肉」を掲げ、こだわりのクラフトビールを気軽に一杯楽しめるのが「サカノバクラフト 大通店」。北海道のSogo Brewingとコラボしたオリジナル樽生4~5種に、全国各地のゲストビールを加え、常時10TAPを揃えるビアバーです。

うれしいのが、グラスがS/M/Lのサイズ統一価格になっていること。銘柄ごとに値段が変わらないので、いろいろな種類を少しずつ飲み比べたいときにも、お気に入りをたっぷり飲みたいときにも、気兼ねなく選べます。
アテには、店名の「蝦夷肉」にふさわしく、十勝ハーブ牛を使った肉料理や燻製が充実。しっかりした旨みの肉とクラフトビールの相性は抜群です。

平日は夕方16時から、土日祝は昼12時から通しで営業しており、おひとりでのちょい飲みから大人数の利用まで幅広く対応。ビール初心者から通まで、気軽に立ち寄れる一軒です。
店舗詳細
店名:サカノバクラフト 大通店
住所:北海道札幌市中央区南3条西1丁目3-3 マルビル1F
最寄駅・アクセス:地下鉄東豊線「豊水すすきの駅」より徒歩約1分
営業時間:月~金 16:00~23:30/土・日・祝 12:00~23:30
定休日:なし(年末年始・臨時休業あり)
公式サイト:Instagram @sakanoba_craft
北海道産10タップのビアスタンド!「Hey.today! Beer stand」

豊水すすきの駅の出口目の前、フロンティア札幌ビルの地下1階にある「Hey.today! Beer stand」は、北海道産クラフトビールにこだわったビアスタンドです。
常時10タップで道内ブルワリーの樽生を揃え、その日の気分で飲み比べを楽しめます。IPAをはじめ、北海道各地の個性豊かな銘柄が日替わりで並ぶので、「今日は何が飲めるかな」と通いたくなるお店です。

フードの持ち込みがOKなのも、スタンドならではの自由さ。近隣のお店で買ったつまみを持ち込んで、好きなビールと合わせる、という楽しみ方ができます。スポーツ中継のDAZNパートナー店でもあり、サッカーや野球の試合を観ながら北海道のクラフトビールで乾杯、という過ごし方も。

平日は17時から、土日祝は15時から営業しているので、早めの時間から一杯始めたい日にもぴったりです。駅の目の前という立地のよさもあり、サクッと立ち寄るにもうってつけの一軒です。
店舗詳細
店名:Hey.today! Beer stand(ヘイ トゥデイ ビアスタンド)
住所:北海道札幌市中央区南3条西1丁目9-22 フロンティア札幌ビルB1F
最寄駅・アクセス:地下鉄東豊線「豊水すすきの駅」1出口より徒歩約1分/地下鉄「大通駅」36出口より徒歩約5分
営業時間:平日 17:00~23:30/土・日・祝 15:00~23:30
定休日:月曜
公式サイト:Instagram @hey.today_beerstand
知る人ぞ知る!狭小の隠れ家ビアバー「クノワ」

すすきの駅から徒歩2分、ギラギラとした雰囲気の「プレイタウンふじ井」ビルの8階にある「クラフトビールとお酒 クノワ」。2022年9月にオープンした、タップ3本の小さな隠れ家ビアバーです。
雑居ビルの上階という、知らなければたどり着けないような立地も、隠れ家らしさを際立たせています。
狭い店内ゆえ予約は受け付けておらず、ふらりと訪れてカウンターで店主とビール談義を楽しむ——そんな、通が通う大人の止まり木といった趣のお店です。

タップは3本と数こそ絞られていますが、その分セレクトには店主のこだわりが光り、その日のラインナップはSNSでチェックできます。
賑やかなすすきののなかで、静かに一杯傾けたい夜に、ぜひ覗いてみてください。
店舗詳細
店名:クラフトビールとお酒 クノワ
住所:北海道札幌市中央区南3条西3-1-8 プレイタウンふじ井ビル8F
最寄駅・アクセス:地下鉄南北線「すすきの駅」1番口より徒歩約2分
営業時間:火~土 17:30~22:30(L.O. 22:00)
定休日:日曜・月曜
公式サイト:Instagram @sakekunowa
種類豊富クラフトビールを深夜まで楽しめる!「esクラフト」

すすきの駅から徒歩1分、N-placeビルの1階にある「esクラフト」。
ビール1杯630円~という気軽な価格帯で、種類豊富なクラフトビールを楽しめるビアバーです。駅近の路面店でアクセスがよく、ふらりと立ち寄りやすいのも魅力です。

ステーキをはじめとした肉料理が自慢で、ビールとがっつり合わせたい夜にぴったり。夕方18時から深夜3時まで営業しているので、すすきので飲んだあとのもう一軒、シメの一杯にも使い勝手がよいお店です。

女子会や宴会にも対応するカジュアルで入りやすい雰囲気で、クラフトビールにあまり詳しくない人でも気軽に楽しめる、幅広いシーンで使える一軒です。
店舗詳細
店名:esクラフト(エス クラフト)
住所:北海道札幌市中央区南4条西3丁目2-1 N-placeビル1F
最寄駅・アクセス:地下鉄南北線「すすきの駅」より徒歩約1分
営業時間:18:00~翌3:00
定休日:不定休
公式サイト:https://craft.es-entertainment.jp
北海道一のタップ数!約30種の樽生を堪能「THE CRAFT」

すすきの駅から徒歩1分、松岡ビルの路面店にある「THE CRAFT(ザ クラフト)」は、約30種(最大33種)もの樽生クラフトビールを揃える、北海道一のタップ数を誇るビアホール・ビアレストランです。

炭焼きの厳選肉やイタリアンなど、本格的な料理と合わせて楽しめます。
圧巻のタップ数で、定番から個性派まで幅広いスタイルのクラフトビールを一度に飲み比べられるのが魅力。しっかり食事をしながらビールを堪能したいときや、宴会・デートなど、さまざまなシーンで使える懐の深さがあります。

すすきの駅から徒歩1分というアクセスのよさで、観光客にも利用しやすい一軒です。
店舗詳細
店名:THE CRAFT(ザ クラフト)
住所:北海道札幌市中央区南4条西4 松岡ビル1F
最寄駅・アクセス:地下鉄南北線「すすきの駅」より徒歩約1分
営業時間:月~土・祝前日 17:00~翌2:00/日・祝 17:00~24:00
定休日:無休(年末年始を除く)
公式サイト:https://the-craft33.com
創作中華とアジアのクラフトを楽しむ!「麦酒倶楽部PALS」

すすきの駅から徒歩5分、M'sビルヂングの最上階3階にある「麦酒倶楽部PALS」は、創作中華料理とクラフトビールという、ありそうでなかった組み合わせが楽しめるユニークなお店です。

店主が自ら厳選したアジアや北海道のクラフトビールを、常時6種類のタップから提供。アジア各国のビールが揃うのは、クラフトビールの世界でも珍しく、スパイスの効いた創作中華とのペアリングは、ここでしか味わえない体験です。

昼12時から深夜0時まで通しで営業しているため、昼飲みにも、仕事帰りの一杯にも、宴会にも対応。クラフトビール込みの飲み放題付きコースもあり、歓送迎会などグループでの利用にも向いています。
ビルの最上階という隠れ家的な立地も、知る人ぞ知る雰囲気を醸し出しています。
店舗詳細
店名:麦酒倶楽部PALS(むぎしゅくらぶ パルス)
住所:北海道札幌市中央区南3条西7丁目7-28 M'sビルヂング3F(最上階)
最寄駅・アクセス:地下鉄「すすきの駅」より徒歩約5分/「大通駅」より徒歩約7分
営業時間:月~日 12:00~翌0:00(L.O. 23:30)
定休日:不定休
公式サイト:https://mugishuclub-pals.com
全国のクラフトを日替わりで楽しむ!「クラフトビア食堂 VOLTA」

すすきのの外れ、資生館小学校前駅のそばにある「クラフトビア食堂 VOLTA」。2016年5月のオープン以来、全国各地のクラフトビールを日替わり・全15種で提供してきた、札幌クラフトシーンの定番の一軒です。
ユニークなデザインの外観が目印で、周辺でもひときわ目を引く存在。

店内は、昔ながらの食堂を思わせる、低めのテーブルやカウンターが並ぶ落ち着いた空間。全席禁煙でWi-Fiも完備され、ひとりでも長居しやすい雰囲気です。カウンター席も充実しており、観光客やクラフトビール通が情報交換を楽しむ場にもなっています。

クラフトビールのほか、紅茶やスパイス、黒糖、ジンなどお好みで選べるクラフトレモンサワーも人気。おひとりでの0次会やサク飲みから、仲間との宴会まで、幅広いシーンで使える懐の深さが魅力です。
平日は夕方から深夜3時まで、土日祝は昼15時からと、遅い時間までじっくり楽しめます。
店舗詳細
店名:クラフトビア食堂 VOLTA(ボルタ)
住所:北海道札幌市中央区南4条西6丁目8-3 晴ればれビル1F
最寄駅・アクセス:市電「資生館小学校前駅」より徒歩約1分/地下鉄南北線「すすきの駅」より徒歩約3分
営業時間:月~金 17:00~翌3:00/土 15:00~翌3:00/日・祝 15:00~24:00
定休日:12月31日・1月1日
公式サイト:Insyagram:@craftbeer_meat_re_volta
上富良野ホップ100%の直営店!「Tap Room BEER KOTAN」

PARCO裏のネオンが目印、大通駅から徒歩2分のパレードビル3階にある「Tap Room BEER KOTAN(タップルーム ビアコタン)」は、上富良野のブルワリー「忽布古丹(ほっぷこたん)醸造 HOP KOTAN BREWING」が手がける初の直営店です。
店名の「忽布古丹」は、アイヌ語由来の地名のような字面ですが、「忽布(ホップ)」の一大産地である上富良野らしい、ホップへのこだわりを込めた名前になっています。

最大の魅力は、100%地のホップで醸したフレッシュなビールを、毎日10~12種ものOnTapで味わえること。日本有数のホップ産地・上富良野で自ら育てたホップの香りを、ブルワリー直送のできたての状態で堪能できる、全国的にも貴重なお店です。

総席数35席と広すぎず、タップの数を思えば1杯ずつ少量で飲み比べるのにも向いています。北海道のご当地食材を使った料理も揃い、地産地消でビールと料理のペアリングを楽しめます。
漢字は少し難しいですが、ビール好きなら札幌で外せない一軒です。
店舗詳細
店名:Tap Room BEER KOTAN(タップルーム ビアコタン)
住所:北海道札幌市中央区南2条西3丁目13-2 パレードビル3F
最寄駅・アクセス:地下鉄「大通駅」より徒歩約2分/「すすきの駅」より徒歩約5分
営業時間:月~金 17:00~23:00/土・日・祝 12:00~23:00
定休日:不定休
公式サイト:https://hopkotan.com/taproom
狸小路のアイリッシュな一軒!「CRAFT PUB BRIAN BREW 狸コミチ店」

狸小路エリアの複合飲食施設「狸COMICHI」の1階にある「CRAFT PUB BRIAN BREW 狸コミチ店」。札幌で複数の店舗を展開するアイリッシュパブ「ブライアンブルー」が手がける、クラフトビールの飲み比べが楽しめるパブです。6タップを備え、北海道のクラフトビールを中心に味わえます。

複数の飲食店が集まる横丁スタイルの狸COMICHIの中にあるので、食べ歩き・飲み歩き感覚で気軽に立ち寄れるのが魅力。ビールの飲み比べをしながら、施設内の他店のフードと合わせる、といった自由な楽しみ方ができます。

昼12時から通しで営業しているので、観光の途中、狸小路を散策しながらの一杯にもぴったり。アイリッシュパブらしい、陽気で開放的な雰囲気も魅力の一軒です。
店舗詳細
店名:CRAFT PUB BRIAN BREW 狸コミチ店
住所:北海道札幌市中央区南2条西2丁目5 狸COMICHI 1F
最寄駅・アクセス:市電「狸小路駅」より徒歩約2分/地下鉄「大通駅」より徒歩約5分
営業時間:平日 12:00~15:00/16:00~23:00、土 12:00~23:00、日・祝 12:00~21:00
定休日:なし
公式サイト:Instagram:@craftpub_brianbrew
札幌クラフトシーンの草分け!狸小路7丁目のBAR&角打ち「Cider&Beer Kalahana」 「 リカーズからはな」

狸小路7丁目のアーケード内には、札幌クラフトビールファンに長く愛される姉妹店が隣り合って並んでいます。
ひとつは「Cider&Beer Kalahana(カラハナ)」。2010年オープンという札幌クラフトの草分け的存在で、札幌はもとより国内外の生ビールが飲める、クラフトビールとシードルの専門店です。

樽ごとに仕入れる生ビールは、人気の銘柄だとすぐに売り切れ、次に飲めるのは1年後ということも。常時7種ほどの樽生が揃い、まさに一期一会の出会いを楽しめます。

自由で開放的な雰囲気で、カウンター越しに笑顔で客と話す店員の姿が印象的。外国人や女性のひとり客も多く、旅の途中にふらりと入るのに最適な一軒です。
店主の佐々木大輔さんは、2013年に始まった札幌のクラフトビールの祭典「Sapporo Craft Beer Forest」の実行委員のひとりとして、札幌のクラフトビール熱を高めるべく奔走してきた、シーンの立役者。一期一会のビールを求めて、ぜひ足を運んでみてください。

その隣にあるのが、姉妹店の「リカーズからはな(Liquors Kalahana)」。2023年にオープンした、角打ちスタイルのボトルショップ兼タップルームです。

タップから樽生を楽しめるほか、店内の缶ビールを追加料金で開栓して飲むこともでき、樽生のテイクアウトにも対応。カラハナで一杯楽しんだあと、こちらでお土産を選ぶ——そんな狸小路7丁目のはしごが楽しめます。
店舗詳細
店名:Cider&Beer Kalahana/リカーズからはな
住所:北海道札幌市中央区南2条西7-4(狸小路7丁目)※リカーズからはなはカザハヤビル1F
最寄駅・アクセス:市電「西8丁目駅」より徒歩約3分
営業時間:Kalahana 日~木 18:00~翌0:00(L.O. 23:00)/金・土 18:00~翌1:00(L.O. 翌0:00)、リカーズからはな 15:00~23:00
定休日:Kalahana 不定休/リカーズからはな 火曜
公式サイト:X @kalahana7 / Instagram @liquorskalahana
絶景!最上階から札幌を一望できる「NORTH ISLAND BEER」

バスセンター前駅から徒歩3分、ラージカントリービルの最上階10階にあるのが「Beer Bar NORTH ISLAND」。江別市に本拠を置く北海道の老舗クラフトブランド「ノースアイランドビール」の直営店です。
ノースアイランドビールは、定番のビールから毎月醸造する限定ビールまで、「どんな時にでも・誰とでも楽しめるビール」を掲げる北海道クラフトの実力派。コリアンダーブラックなど、個性的な銘柄でも知られています。
この直営ビアバーの魅力は、江別の自社工場からできたてのビールを直送していること。鮮度のよい自家醸造ビールとゲストビールを合わせて、常時8~10種をOnTapで提供しています。

定番ビールはもちろん、毎月替わる限定醸造や季節限定の「シーズナル」銘柄にも注目したいところです。そして忘れてはならないのが、ビルの最上階という立地から札幌の街を一望できるロケーション。
きらめく夜景を眺めながら、老舗ブランドの実力を味わえる、特別感のある一軒です。
店舗詳細
店名:Beer Bar NORTH ISLAND(ノースアイランド)
住所:北海道札幌市中央区南2条西4丁目10-1 ラージカントリービル10F
最寄駅・アクセス:地下鉄「バスセンター前駅」より徒歩約3分/地下鉄「すすきの駅」より徒歩約5分
営業時間:平日 17:30~23:30/土 15:00~23:30/日 15:00~22:00
定休日:木曜・年末年始
公式サイト:https://northislandbeer.jp/beerbar
二条市場近くの落ち着いた隠れ家ビアバー!「MOYA MOYA BASE」

二条市場にほど近い「M's二条横丁」の2階にある「MOYA MOYA BASE(モヤモヤベース)」は、2019年オープンの小さく落ち着いたカフェ&クラフトビアバーです。
実はこのお店、前述のBeer Bar NORTH ISLANDがかつて最初に構えていた1号店の場所を受け継いでいるという、札幌クラフト史にちょっとした縁のある一軒でもあります。

迷路のような横丁の一角にあり、こぢんまりとした空間で、店主がタップのビールについて丁寧に教えてくれる、居心地のよい雰囲気が魅力。全席禁煙、チャージもなく、良心的な価格で肩肘張らずに数杯のクラフトビールを楽しめます。

昼14時から営業しているので、昼飲みにもうってつけ。二条市場を散策したあと、ひと休みがてら立ち寄るのにぴったりの、知る人ぞ知る隠れ家です。
店舗詳細
店名:MOYA MOYA BASE(モヤモヤベース)
住所:北海道札幌市中央区南2条東1丁目1-6 M's二条横丁2F
最寄駅・アクセス:地下鉄東西線「バスセンター前駅」より徒歩約3分/二条市場近く
営業時間:14:00~23:00(L.O. 22:30)
定休日:不定休
公式サイト:X @moyamoyabase
札幌を代表する!創成川イーストのブルーパブ「月と太陽BREWING 本店」

二条市場にほど近い創成川イーストにある「月と太陽BREWING 本店」は、札幌を代表するブルーパブのひとつ。店内で醸造したオリジナルクラフトビールと、厳選したゲストビールを、日替わり・樽替わりで常時10~11種提供しています。
手がけるのは代表の森谷祐至さん。「ブルーパブをやりたい、でもビールってどうやって造るの?」というところからビール造りを学び、「素材」と「気持ち」を大切にした一杯を追求してきた起業家です。

看板のひとつ「LAT43」は、札幌の緯度(北緯43度)にちなんで名づけられたアメリカンラガー。上富良野産のカスケードなどを使い、緑豊かな札幌の爽やかなイメージを華やかな香りで表現した、フルーティーで軽やかな一杯です。
ほかにも、余市産のブドウを副原料に使った「爽快な森と深紫の谷」など、北海道の素材を生かした個性豊かな自家製ビールが揃います。

150mlのテイスティングセット(3種・5種)もあり、飲み比べも気軽に楽しめます。「ブルーパブでクラフトビールを飲むのが旅の楽しみ」という外国人旅行客も多く訪れ、オーナーとのビール談義に花が咲くことも。
道産じゃがいもを使った手ちぎりポテトなど、ビールが進むフードも揃っています。満席でも店内で立ち飲みしながら待てるので、人気の時間帯でも安心です。
店舗詳細
店名:月と太陽BREWING 本店
住所:北海道札幌市中央区南3条東1丁目3 アルファ創成川公園ビル1F
最寄駅・アクセス:地下鉄東豊線「豊水すすきの駅」より徒歩約8分/二条市場近く
営業時間:平日 17:00~23:00(L.O. 22:00)※営業時間は変更の場合あり、詳細は公式SNSをご確認ください
定休日:不定休
公式サイト:https://moonsunbrewing.jp
自由を、飲もう。ポートランドの風を感じる「BEER CELLAR SAPPORO」

「自由を、飲もう!」を掲げる、西11丁目の「BEER CELLAR SAPPORO(ビアセラーサッポロ)」。米オレゴン州ポートランドを中心に、自社でビールを輸入するボトルショップ兼タップルームです。
人口約60万人のポートランドは、70以上のブルワリーがひしめくビール天国。その街のカフェをイメージした店内には、天井や壁に西海岸のビアブランドのTシャツが飾られ、ノイズ交じりのレコードの音楽が流れるなど、現地の空気がさりげなく取り入れられています。

酒類の販売が主軸で、ショーケースにはオレゴン州を中心としたクラフトビールが約200種類もストックされ、常時7~8TAPの樽生も楽しめます。
まずは120mlで4グラス選べるテイスティングセット(ビアフライト)がおすすめ。缶・ボトルの店内開栓やフードの持ち込みもOK、土日は正午から営業と、使い勝手も抜群です。何を飲むか迷ったら、立ち飲みスペースでスタッフに声をかけてみましょう。

試飲を交えて説明してくれるので、きっとお気に入りの一本が見つかります。量り売り用の容器レンタルもあり、好きな場所で生ビールを楽しめるのも、札幌市民に長く愛される理由です。
店舗詳細
店名:BEER CELLAR SAPPORO(ビアセラーサッポロ)
住所:北海道札幌市中央区南1条西12丁目322-3 AMSビル1F
最寄駅・アクセス:地下鉄東西線「西11丁目駅」より徒歩約5分/地下鉄「中央区役所前駅」近く
営業時間:月~金 15:00~21:00/土・日・祝 12:00~21:00(L.O. 20:30、缶・ボトルの購入や量り売りは21:00まで)
定休日:不定休(詳細は店舗SNSをご確認ください)
公式サイト:http://beer-cellar-sapporo.com
道内16ブルワリーの貴重な樽生を堪能!「ヒニニツカ」

札幌駅北口から徒歩2分、北区北7条西2丁目にある「CRAFT BEER BAR ヒニニツカ」は、北海道産クラフトビールに特化した人気のビアバーです。道内のブルワリー16軒と契約し、各地から届いたドラフトビール常時10種類を樽生で提供しています。

契約するブルワリーの中には、醸造量の少ない新興ブルワリーも多く、流通量が限られた貴重な樽からグラスに注がれるドラフトを味わえるのが大きな魅力。北海道のクラフトシーンの“今”を、ここ一軒で横断的に体験できるようなラインナップです。

グラスのサイズと銘柄によって価格が変わる仕組みで、「ちょっとずつ、いろいろ試したい」という人には、1000円で3種類を試せる「3種飲み比べSET」もおすすめ。クラフトビール初心者でも、いろいろなブルワリーの個性を気軽に比べられます。
札幌駅から近く、人気ゆえ開店と同時に席が埋まってしまうことも多いので、早めの訪問がおすすめです。
店舗詳細
店名:CRAFT BEER BAR ヒニニツカ
住所:北海道札幌市北区北7条西2丁目20 NCO札幌駅北口別棟1F
最寄駅・アクセス:JR「札幌駅」北口より徒歩約2分
営業時間:月~土 12:00~23:15(L.O. 22:30)/日・祝 12:00~22:00(L.O. 21:30)
定休日:不定休(詳細は店舗SNSをご確認ください)
公式サイト:https://www.hininituka.com
【少し足をのばして】札幌クラフトの聖地巡礼!「麦酒停(BEER INN)」

ここからは、中心部から少し足をのばして訪れたい名店を。
すすきのから南へ、中島公園エリアにある「BEER INN 麦酒停(ビアイン ムギシュテイ)」は、札幌のクラフトビール文化を早くから支えてきた、先駆け的な老舗です。クラフトビールという言葉がまだ一般的でなかった時代から世界中のビールを紹介し続けてきた、札幌のビールシーンの“源流”ともいえる一軒です。

250種以上という圧巻のビールが一面に広がる店内は、まさに「東洋一の麦酒店」の名にふさわしいビールワールド。海外ビールのラインナップがとにかくすごく、ここでしか出会えない稀少な銘柄もずらりと並びます。
樽生も常時6tapで楽しめ、何を頼むか迷ってしまうほど。クラフトビールが今ほど身近になる前から、世界中のビールを札幌に届け続けてきたこのお店は、ビールラバーにとってはまさに聖地巡礼ともいえる存在です。

ずらりと並ぶボトルを眺めながら、次の一本をあれこれ悩む時間そのものが、このお店ならではの贅沢な楽しみ。
すすきので飲んだあと、少し足をのばしてたどり着きたい、札幌クラフトの原点です。
店舗詳細
店名:BEER INN 麦酒停(ビアイン ムギシュテイ)
住所:北海道札幌市中央区南9条西5 ヨシヤビルB1F
最寄駅・アクセス:地下鉄南北線「中島公園駅」より徒歩約3分/市電「山鼻9条駅」より徒歩約3~4分
営業時間:月~木・日 19:00~翌1:00/金・土 19:00~翌3:00
定休日:無休
電話:011-512-4774(公式サイトなし。最新情報は各グルメサイト・店舗へ)
【少し足をのばして】タンクを眺める市内最大級のブルワリー「Streetlight Brewing」

桑園エリアにある「Streetlight Brewing(ストリートライト・ブルーイング)」は、2023年2月に開業した市内最大級のブルワリー。元倉庫を利用した広々とした空間に、600・1200・2400リットルのタンクが合計9本も並びます。
運営するのは合同会社「札幌醸々」。ビール造りを担うのは、自前の醸造設備を持たないファントムブルワーとして国内外のブルワリーとコラボを重ねてきた川村洋平さん、企画マネジメントを元コピーライターの大阪匡史さん、広報やタップルームを元札幌市職員の宮口晃一さんが担当する、個性豊かな3人組です。

「札幌は人口に対してブルワリーが少なく、規模も小さい。札幌で一番大きなブルワリーを造ってビール文化をもっと盛り上げたい」という想いから生まれました。飲みやすさを重視した、のどごしのよい「ラガー」、コクと香りの「エール」といった定番2種を軸に、常時10種類ほどを用意しています。

併設のタップルームでは、ピカピカに光る大きなタンクを眺めながら、できたてのクラフトビールをじっくり味わえます。3人が憧れたのは、札幌の姉妹都市でありクラフトビールの聖地といわれる米オレゴン州ポートランド。
「ポートランドでは、ブルワリーに町の人が集まる。ここも人が交流できるハッピーな場所になれば」という願いが、店名の「ストリートライト(街灯)」に込められています。中心部からは少し離れますが、札幌のクラフトシーンを語るうえで欠かせない一軒です。
店舗詳細
店名:Streetlight Brewing(ストリートライト・ブルーイング)
住所:北海道札幌市中央区北10条西19丁目1-1
最寄駅・アクセス:JR「桑園駅」西口より徒歩約8~10分/地下鉄東西線「二十四軒駅」より徒歩約11分
営業時間:月・木・金 15:00~21:00/土・日・祝 12:00~20:00
定休日:火曜・水曜
公式サイト:https://shop.streetlight.jp/
【少し足をのばして】珈琲とクラフトビールを両方楽しめる!「Atta maruyama」

円山公園駅から徒歩3分、おしゃれな円山エリアにある「Atta maruyama(アッタ マルヤマ)」は、手挽きのスペシャルティコーヒーと厳選されたクラフトビールの両方が楽しめる、カフェバースタイルのユニークなお店です。2020年にオープンして以来、円山で昼からクラフトビールを飲めるスポットとして親しまれています。

クラフトビールは北海道産をメインに、国内の実力派ブルワリーの銘柄も織り交ぜ、常時5種類ほどを用意。飲み比べもできます。
コーヒーにもこだわり、希少なゲイシャ種のスペシャルティコーヒーを手挽きで淹れてくれるので、ビールの前の一杯に、あるいは締めのコーヒーに、と緩やかに過ごせるのが魅力です。

円山公園や北海道神宮の散策とあわせて、明るいうちから一杯。そんな休日の過ごし方がよく似合う、円山散策のお供におすすめの一軒です。
店舗詳細
店名:Atta maruyama(アッタ マルヤマ)
住所:北海道札幌市中央区大通西24丁目2-18 パレンテ1F
最寄駅・アクセス:地下鉄東西線「円山公園駅」5番出口より徒歩約3分
営業時間:木・金 17:00~22:00/土・日・祝 15:00~22:00(L.O. 21:30)※時間変更が多いため、最新情報は公式SNSをご確認ください
定休日:月・火・水(変更の場合あり)
公式サイト:https://atta-maruyama.com
【少し足をのばして】ビール好きこそ訪れたい!北24条のファントムブルワリー「ようかいブルーイング」

最後は、北24条駅から徒歩3分にある「ようかいブルーイング」。自前の醸造設備を持たず、他のブルワリーの設備を借りてレシピを醸す「ファントムブルワリー(幽霊醸造所)」として知られる、個性派の一軒です。「ファントム(=幽霊)」と「ようかい(妖怪)」をかけた遊び心のあるネーミングにも、このお店らしさがにじみます。

6タップ(時期により変動)の小さな隠れ家的ビアバーで、持ち込み自由という懐の深さも魅力。全10~15席ほどのこぢんまりとした空間で、独創的な自家レシピのビールを気軽に楽しめます。
そして注目は、同店が札幌市北区で初となる自前のクラフトビール醸造所の設立プロジェクトを進行中であること。クラウドファンディングなども活用しながら、ファントムブルワリーから“自分たちの醸造所を持つブルワリー”へと進化しようとしている、まさに成長の途上にある一軒です。

中心部からは離れますが、北区まで足をのばす価値のある、応援したくなるお店です。
店舗詳細
店名:ようかいブルーイング
住所:北海道札幌市北区北24条西4丁目3-25 メトロビル2F
最寄駅・アクセス:地下鉄南北線「北24条駅」より徒歩約3分
営業時間:18:00~翌2:00頃(※12時以降は電話確認推奨)
定休日:不定休
公式サイト:Instagram @yokaibrewing
今やクラフトビール好きの聖地になりつつある札幌!自分だけの“札幌ビールマップ”を作ってみては!?

すすきの直結のビアスタンドから、上富良野ホップの直営店、ポートランドの風を感じる角打ち、道内16ブルワリーの貴重な樽、そして札幌クラフトの聖地まで。ビールの街・札幌には、歴史と新しい潮流が交差する、奥深いクラフトビールの世界が広がっています。
すすきのを起点に、気になる一軒から。あるいは何軒かをはしごして。今回ご紹介したお店を手がかりに、ぜひあなただけの札幌ビールマップを描いてみてください。
よくある質問(FAQ)
Q. 札幌で店内醸造(ブルーパブ)の出来立てクラフトビールが飲めるお店は? A. 創成川イーストの「月と太陽BREWING 本店」、桑園の「Streetlight Brewing」などが、店内に醸造設備を備えた代表的なブルーパブです。また「NORTH ISLAND BEER」は江別の自社工場からできたてを直送、「Tap Room BEER KOTAN」は上富良野の直営店として地ホップのフレッシュなビールを楽しめます。
Q. すすきので昼から飲めるクラフトビールのお店は? A. COCONO SUSUKINOの「すすきのえーる STAND」は朝10時から、「麦酒倶楽部PALS」は昼12時から営業しています。「BEER CELLAR SAPPORO」は土日が正午から。昼飲みを楽しみたい日におすすめです(営業時間は変更の場合があるため、各店の最新情報をご確認ください)。
Q. 札幌でクラフトビールを買って帰れる角打ち・ボトルショップは? A. COCONO内の「根本酒店」、西11丁目の「BEER CELLAR SAPPORO」、狸小路7丁目の「リカーズからはな」などが、角打ちで飲めてボトル・缶の購入もできるお店です。BEER CELLARやリカーズからはなでは樽生の量り売り・テイクアウトにも対応しています。
Q. 北海道産クラフトビールを飲み比べできるお店は? A. 道内16ブルワリーと契約する「ヒニニツカ」(3種飲み比べSETあり)、北海道産10タップの「Hey.today! Beer stand」、すすきの発祥ビールを直送する「すすきのえーる STAND」などがおすすめです。
Q. すすきの駅から近いクラフトビールのお店は? A. 「すすきのえーる STAND」「根本酒店」はCOCONO SUSUKINOですすきの駅直結。「Hey.today! Beer stand」は豊水すすきの駅徒歩0~1分、「サカノバクラフト」も豊水すすきの駅徒歩1分、「esクラフト」はすすきの駅徒歩1分と、駅近店が充実しています。








