東西南北、64社400種が集う秋の祝祭。第30回「けやきひろばビール祭り」がまもなく開幕！

さいたまスーパーアリーナを舞台に、9月19日から23日まで開催される「けやきひろば秋のビール祭り」。今年で30回を迎える、日本最大級のクラフトビールイベントです。全国64社が集い、400種類を超えるビールが並ぶこの空間は、クラフトビールの“現在地”を体感できる場でもあります。節目の開催らしく、記念コラボビールや初出店のブルワリー、さらには多彩なフードメニューまでが揃い、五感を存分に満たしてくれます。

30回記念を彩るオリジナルコラボビール

今回の特別企画として用意されたのは、3種の記念コラボビール。それぞれが異なる個性を持ち、会場での味わいをさらに豊かにします。

KEYAKI（Brasserie Knot／北海道）
　爽やかなホップとベルジャン酵母が織りなす、軽快なセッションIPA。最初の一杯にぴったりです。

欅ノミツコ（CHORYO×Y.MARKET）
　白麹を取り入れたヘイジーIPA。ジューシーさに加え、柔らかな酸味が特徴的で、飲み飽きないバランスです。

• BEER ALL RIGHT（U.B.P×BLUE MAGIC×ろまんちっく村）
  　柑橘系ホップが香るセゾン。音楽をテーマにした仕掛けも込められ、フェスの祝祭感をより一層高めます。

  

400種類のビールで巡る“日本のクラフト”

ラインナップには、北海道の忽布古丹、東北のBLACK TIDE、関東のTDM 1874 Brewery、東海のワイマーケット、関西のKyoto Brewing、四国・九州のDD4Dなど、日本各地の個性派ブルワリーが名を連ねます。北から南まで、地域性を反映したビールを一度に味わえるのは、このイベントならではの醍醐味です。

初出店となる6ブルワリーも注目ポイント。東京の「アンドビール」や「ぬとりブルーイング」、福井の「OUR BREWING」など、新しい感性を持つ造り手が加わり、従来の常連ブルワリーとの対比も楽しめます。

【出展ブルワリー】（※9月9日時点）

Brasserie Knot(北海道)、hokkaido brewing(北海道)、忽布古丹醸造(北海道)、KANEKU BREWERY(青森)、遠野麦酒ZUMONA(岩手)、いわて蔵ビール(岩手)、田沢湖ビール(秋田)、秋田あくらビール(秋田)、HOPDOG BREWING(秋田)、希望の丘醸造所(宮城)、鳴子温泉ブルワリー(宮城)、ISHINOMAKI HOP WORKS(宮城)、BLACK TIDE BREWING(宮城)Yellow Beer Works(福島)、牛久醸造場(茨城)、うしとらブルワリー(栃木)、ろまんちっく村ブルワリー(栃木)、BLUE MAGIC(栃木)、コエドブルワリー(埼玉)、CARVAAN Brewery(埼玉)、スモーク・クラフト(埼玉)、Zakkoku Koubou(埼玉)、SHIKI BEER(埼玉)、U.B.P BREWERY(埼玉)、Teenage Brewing(埼玉)、ぬとりブルーイング(埼玉)、OKEI BREWERY(東京)、SUNMAI(東京)、SORACHI 1984(東京)、レッツビアワークス(東京)、ティー・ワイ・ハーバーブルワリー(東京)、Let's Beer Works(東京)、アンドビール(東京)、NAMACHAん Brewing(東京)、ヤッホーブルーイング(長野)、サンクトガーレン(神奈川)、カケガワビール(静岡)、反射炉ビヤ(静岡)、Repubrew(静岡)、ワイマーケットブルーイング(愛知)、オラホビール(長野)、信州須坂フルーツブルワリー(長野)、南信州ビール(長野)、八ヶ岳ブルワリー(山梨)、OUR BREWING(福井)、エチゴビール(新潟)、ISEKADO(三重)、CRAFT BANK(京都)、Kyoto Brewing Co.(京都)、TWO RABBITS BREWING COMPANY(滋賀)、Derailleur Brew Works(大阪)、CHORYO Craft Beer(奈良)、大山Gビール(鳥取)、松江ビアへるん(島根)、DD4D BREWING(愛媛)、ヒメビール(愛媛)、別府ブルワリー(大分)、宮崎ひでじビール(宮崎)、B.M.B Brewery(宮崎)、AGARIHAMA BREWERY(沖縄)

ビールとともに楽しむ多彩なフード

けやきひろばの魅力は、ビールに合わせて用意されるフードにもあります。例えば、「OUR BREWING」が提供する福井ポークのビアソーセージはジューシーで香ばしく、ヴァイツェンやラガーと相性抜群です。「アンドビール」のあいがけカレーは、チキンと郡上味噌キーマの二種盛り。スパイスの効いたカレーには、ホップが効いたIPAを合わせたいところです。

さらに、クラフトピザやスパイシーナッツ、サザエ焼きやイカ焼きといった屋台風メニュー、唐揚げや焼きそばなどの定番グルメまで揃い、どんなビールを選んでもぴったりの組み合わせが見つかるはずです。

会場で味わう特別な体験

フェスの雰囲気を支えるのは音楽です。公式ソング「BEER ALL RIGHT」に合わせたビアライブが20日と21日に行われ、会場全体が乾杯の声とともに盛り上がります。事前予約制の着席エリアやピクニックエリアも設けられ、落ち着いてビールを楽しみたい人も安心です。

さらに、記念コラボビールは会場内だけでなく持ち帰り用としても購入可能。フェスで出会った味を、自宅で改めて楽しむこともできます。

30回を迎える「けやきひろば秋のビール祭り」は、過去と現在、そして未来のクラフトビールシーンを映し出すイベントです。記念コラボの3種はもちろん、初出店ブルワリーや全国各地の定番銘柄との出会い、さらには食の充実ぶりまで、見どころは尽きません。会場で交わされる一杯ごとの乾杯が、これまでの歩みと、これからのクラフトビール文化を繋いでいきます。