2025年1月、気仙沼発の人気クラフトブルワリー BLACK TIDE BREWING(BTB) が仙台にタップルームをオープンしました。場所は仙台駅からもほど近い仙台市青葉区国分町。街中で気軽にクラフトビールを楽しめる新スポットとして注目を集めています。
ブルワリーの歩み

BTB は 2020年春に気仙沼で醸造を開始。中心となる醸造長 James Watney(ジェームズ・ワトニー)氏 をはじめ、地域出身者や移住者が集まり立ち上げたチームがビールづくりを担っています。漁師町のコミュニティに根差しながら国際的な評価を得てきたBTBが、仙台という大都市に進出するのは大きな節目です。
新タップルームは「東北クラフトのハブ」としての役割も担い、仙台近郊の愛好家にとっては“待ち望んだ場所”。今後はイベント開催やゲストブルワリーとのコラボ展開も期待されます。
外観と店内の雰囲気

一見タップルームとは思えないおしゃれな外観に、思わずテンションが上がります。入店すると「キャッシュレス決済のみ」の案内。木の質感が映えるカウンターが特徴的で、立ち飲みカウンターが約6席、座れるカウンターが約12席、そして季節にぴったりなテラス席も完備しています。

訪れた16時頃にはすでに店内は賑わい、クラフトビール好きが集う空気感に包まれていました。
圧巻のタップリストとビールラインナップ

ウォークイン冷蔵庫の壁に並ぶ 15本のビールタップ が存在感を放ちます。定番の「Hoya Boya」をはじめ、IPA、セゾン、フルーツ系、サワーといった多彩なスタイルを存分に堪能することができます。ラインナップは時期や季節によって変化し、何度訪れても新しい発見が!
● ビールは300ml ¥900~
● ビアフライト4種類(テイスティングセット)¥2200
● 地酒、ハイボール、レモンサワーなども用意

さらにショーケースには持ち帰りや店内利用(開栓料¥330)できる缶ビールも並び、デザイン性の高いラベルが目を引きます。
フードメニューも充実!気仙沼直送の味わい

ビールだけでなく、フードメニューも魅力的。気仙沼産のカツオ刺身や、クラフトビールのお店では珍しい気仙沼産「シロ」「カシラ」といった串焼きも提供されています。おつまみ系もリーズナブルで、飲み歩きにもぴったりです。
今回いただいたビール
Morning Buzz(Helles / ABV:5.0%)
軽やかな飲み口と柔らかなモルトの甘み。最初の一杯にぴったりな爽やかなヘレス。

Days Over(Unfiltered Lager / ABV:5.5%)
ニュージーランド産ホップ(ネルソンソーヴィン、モツエカ)を使用したラガー。華やかなホップアロマと優しい口当たりで、飲みやすさと個性が共存する。

Tシャツやキャップなどオリジナルグッズも充実!

店内ではアパレルグッズも販売中。普段使いできるデザインが多く、ビール好きにはたまらないアイテム揃いです。
【店舗情報】
● 店舗名 : BLACK TIDE BREWING - SENDAI
● 住所 : 〒980-0803 宮城県仙台市青葉区国分町1丁目6-5 第二プラスビル1階
● 電話番号 : 022-281-8508
● 営業時間 : 平日 16:00~24:00 / 土曜 12:00~24:00 / 日曜 12:00~22:00
● 支払い : キャッシュレス決済のみ
● 公式Instagram : @btb.sendai
まとめ
仙台のクラフトビールシーンに新たな風を吹き込む 『BLACK TIDE BREWING - SENDAI』。
国分町というアクセスしやすい立地で、気仙沼発の個性豊かなクラフトビールとローカルフードを楽しめる、まさに新名所です。仙台でクラフトビール巡りをする際には、ぜひ立ち寄ってみてください。
(訪問時期:2025年9月)