宮城県亘理郡山元町のビール醸造所「Falò Brewing(ファロブルーイング)」を運営する株式会社ファロは、350ml缶ビールの製造を新たに開始しました。2026年1月より、定番2種類の缶ビールを順次販売し、全国の酒販店に加えて、これまで実現していなかった地元・山元町内での購入も可能になります。
「Falò IPA」「Tsubame Draught」の2種類を発売

Falò Brewingは、2025年8月に醸造所が竣工し、同年10月に醸造免許を取得しました。免許取得後は樽生ビールの製造に注力し、2026年1月時点で約10種類のビールをリリースしています。これらのビールは仙台をはじめ、全国各地のクラフトビール専門店で提供されてきました。
同社のビールは、素材の風味を活かすため無濾過・非加熱で製造されており、要冷蔵での管理が必要なため、これまでは樽生ビールを扱える専門設備を持つ店舗に限って提供されていました。しかし、今回の缶ビール製造開始により専門設備がなくても取り扱いが可能となり、より幅広い販売環境が整います。
特に、これまで樽生のみでの展開だったことから販売が叶っていなかった山元町内でも、初めてFalò Brewingのビールを購入できるようになります。地元では「夢いちごの郷」をはじめ、数カ所での取り扱いが予定されています。
今回リリースされる缶ビールは2種類。「Falò IPA」はWest Coast Style IPAで、ホップの香りと苦みが際立つ、同醸造所を代表する一本とされています。「Tsubame Draught」は飲みやすさと食事との相性を意識したドラフトスタイルのビールで、名称は山元町の町の鳥であるツバメに由来しています。いずれも容量は350mlで、価格は税込660円から770円程度を予定しています。
2021年に閉校した旧坂元中学校をリノベーションした施設内に醸造所を構えているFalò Brewing。醸造所名の「Falò」はイタリア語で「焚き火」を意味し、ビールを通じて人々が集い、地域を温める存在でありたいという思いが込められているのだそう。
今後より発展しそうな、地方のクラフトビール文化。続々と広がる新たな動きに注目です。
公式Instagram:https://www.instagram.com/falobrewing/
