ヘイジー系コラボビールを編集部で飲み比べ!【VERTERE/Totopia/WCB/Inkhorn/鬼伝説/WATERING HOLE】

コラボビールを編集部で飲み比べ!
  • コラボビールを編集部で飲み比べ!
  • Collectiophobia(左)と、Diffusiophilia(右)
  • Riverphilia(左)と、Gaiaphilia(右)
  • Cornucopia(左)と、Super Fresh(右)
  • WCB x 鬼伝説「Hop Legends」
  • TOTOPIA x WATERING HOLE「Flamingophilia」
  • VERTERE x TOTOPIA「Collectiophobia」
  • TOTOPIA x VERTERE「Diffusiophillia」

編集部がクラフトビールを買い集めて飲み比べる企画の第二弾。

今回は、「勢いのあるブルワリー同士」が手を組んだコラボビール8本です!

なんと全てがヘイジーという濃厚なラインナップを、じっくり飲み比べていきます。

第一弾の記事はこちら▼


VERTERE × Totopia Brewery

Collectiophobia(左)と、Diffusiophilia(右)

まずは、東京・奥多摩のブルワリー「VERTERE」と、愛知県の「Totopia Brewery」がコラボした2本から。

この2社のコラボは、今回で3回目となるそうです。

Collectiophobia(コレクティオフォビア)

VERTERE発のCollectiophobiaは、ポートランドのLuminosaというホップをメインに使用。

オレンジやパイナップルのようなフルーツのアロマと、ソフトで丸みのある口当たりが印象的です。

アルコール度数8.5%にもかかわらず、アルコールをあまり感じさせないバランスの良さが光ります。

ビール名:Collectiophobia(コレクティオフォビア)
スタイル:Hazy DIPA
アルコール度数:8.5%
IBU:13

Diffusiophillia(ディフュシオフィリア/拡散偏愛症)

Totopia Brewery発のDiffusiophilliaは、ホップにVera・Citra・Citra Cryoを使用し、VERTEREの普段のHazyモルト構成を採用したのだとか。

Collectiophobiaと同じアルコール度数ながら、こちらはぐっと尖ったアルコール感があります。

柑橘系のジューシーさやフルーティさもよりくっきりと感じられる一杯です。

ビール名:Diffusiophillia(ディフュシオフィリア)
スタイル:DDH Hazy DIPA
アルコール度数:8.5%
IBU:?

Totopia Brewery × WEST COAST BREWING

Riverphilia(左)と、Gaiaphilia(右)

続いては、「Totopia Brewery」と静岡県にあるブルワリー「WEST COAST BREWING(WCB)」のコラボビールです。

こちらの2社も、今回で3回目のコラボとなります。

Gaiaphilia(ガイアフィリア/大地愛着症)

Totopia Brewery発のGaiaphiliaは、現地NZで即完した2026年産のスーパーフレッシュなホップ「NZ Chinook」と「Nelson Sauvin」を使用。ホップ農園であるPikimai Hopsからの極小入荷が実現したことから、WCBと使用方法などを細部に渡って意見交換しながら作り上げたそうです。

トロピカルで濃厚な果実感と、アルコールのアタックがしっかり効いており、余韻までアルコール感が続きます。これぞ「トートピア感」というべき、トリプルIPAらしい飲みごたえです。

ビール名:Gaiaphilia(ガイアフィリア)
スタイル:2xMash DDH Hazy TIPA
アルコール度数:9.5%
IBU:?

Riverphilia(リバーフィリア)

Gaiaphiliaと同じくPikimai Hopsのホップを使用した、WCB発のRiverphilia。

トロピカルなホップの個性が香り、最後は綺麗にまとまるところにWCBらしさや技術力を感じます。

ホップのフレッシュ感もあり、甘みが強く苦みは控えめ。ハイアルコールながら飲みやすい仕上がりでした。

ビール名:Riverphilia(リバーフィリア)
スタイル:Hazy DIPA
アルコール度数:8.0%
IBU:?

Inkhorn Brewing × WEST COAST BREWING

Cornucopia(左)と、Super Fresh(右)

3組目は、東京・目白のブルワリー「Inkhorn Brewing」と、「WEST COAST BREWING」のコラボビールです。

4回目のコラボとなる今回は、WCBがNZ現地で買い付けたFreestyle Hops社のホップを共同使用しています。

Cornucopia(コーヌコピア)

Inkhorn Brewing発のCornucopiaは、Freestyle Hops社の新鮮なホップを6種類使用した贅沢な一杯。

桃やマンゴーを思わせる、まろやかでフルーティな味わいながら、しっかりとした苦みもあって飲みごたえは十分です。

全体としてまとまりが良く、雑味や嫌味が一切ないのが印象的でした。この「クセのなさ」に、Inkhorn Brewingの持ち味を感じます。

ビール名:Cornucopia(コーヌコピア)
スタイル:Hazy DIPA
アルコール度数:8.0%
IBU:?

Super Fresh(スーパー・フレッシュ)

WCB発のSuper Freshは、2026年収穫のホップNectaronを中心に、ドライホップの相棒としてCitraとKrushもセレクト。

トロピカルな甘いアロマと柑橘感が広がり、飲んだあとにはアルコール感とホップの余韻がじんわり残ります。

全体的な味わいはCornucopiaと近く、ここまで6本のハイアルヘイジーを飲んできた編集部に、2本の大きな違いを見つけることは困難でした……。

ビール名:Super Fresh(スーパー・フレッシュ)
スタイル:Hazy DIPA
アルコール度数:8.0%
IBU:?

WEST COAST BREWING × のぼりべつ地ビール鬼伝説

WCB × 鬼伝説「Hop Legends」

WCBと、北海道の歴史あるブルワリー「のぼりべつ地ビール鬼伝説」のコラボビールは、1種類のリリースです。

この2社は、実は初コラボ。今までコラボしていなかったことを意外に思い、手に取りました。

Hop Legends(ホップ・レジェンズ)

鬼伝説のヘッドブルワー・柴田氏がホップをセレクトし、両社のHazy IPAの造り方を比較しながらレシピを組み立てたのだとか。

マンゴーやオレンジを思わせるトロピカルな香味が広がりつつ、飲んだあとのさっぱりとした後味に鬼伝説らしさが出ているように感じました。全体的に穏やかな仕上がりです。

ビール名:Hop Legends(ホップ・レジェンズ)
スタイル:Hazy DIPA
アルコール度数:8.0%
IBU:?

Totopia Brewery × WATERING HOLE

TOTOPIA × WATERING HOLE「Flamingophilia」

東京・代々木のビアバー「Watering Hole」の14周年を記念した、「Totopia Brewery」とのコラボビールです。

Flamingophilia(フラミンゴフィリア/紅鶴狂愛症)

最初に口に含んだときのアルコール感は控えめながら、じわじわとアルコールを感じる構成。アタックはかなり強めです。

……と言うのが精一杯で、正直この頃には編集部一同すっかり酔いが回り、「これ、今日どこかで飲んだような……?」という状態に。

ヘイジーを飲み比べる難しさを痛感しました。

ビール名:Flamingophilia(フラミンゴフィリア)
スタイル:DDH Hazy DIPA
アルコール度数:8.0%
IBU:?

番外編:ONE MORE BEER × Gangi Brewing × GRANDLINE BREWING

Gangi Brewing × ONE MORE BEER × GRANDLINE BREWING「MORE GRIND」

最後に番外編として、アパレルブランドの「ONE MORE BEER」、新潟のブルワリー「Gangi Brewing」、神奈川のブルワリー「GRANDLINE BREWING」の3社がタッグを組んで造ったゴールデンスタウトをいただきました。

MORE GRIND(モアグラインド)

スタウトなのに黒くない、黄金色の見た目が驚きの1本。コーヒーの香りがライトにふわっと広がる感覚が新鮮でした。

軽やかな口当たりが、ヘイジーばかり飲んできた舌をリセットしてくれます。飲み比べの途中に挟めば良かったかも……?

ビール名:MORE GRIND(モアグラインド)
スタイル:Golden Stout
アルコール度数:5.0%
IBU:16

ヘイジーの飲み比べは難しい【#ほろ酔い編集記】

コラボビールで共同ホップを使用していたとしても、ホップの組み合わせや製法の違いによって各ブルワリーの個性を感じられました。

しかしながら、ヘイジーの飲み比べは難しい……!

濃厚でボリューム満点のラインナップが揃った今回。今のクラフトビール界を代表する最高峰の顔ぶれだったからこそ、逆に「違いがあまりわからなくなる」という贅沢な悩みにも直面しました。

次回はもう少し飲む順番や温度管理などを工夫して挑みたい思います!

《BEERMAPS編集部》