クラフトビール好きにとって、この秋の豊橋は見逃せません。9月13日から15日の3日間、豊橋駅前の広場で開催される「アワアワアワー2025」。その名の通り、泡と笑顔が溢れる週末を約束してくれるこのフェスには、日本のクラフトビールを牽引する実力派ブルワリーが集結します。
全国から集う、個性派ブルワリーたち
今回出店するブルワリーは、地元から全国の名だたる造り手まで揃う充実の顔ぶれ。公式情報と商工会議所発表をもとに、以下のブルワリーが参加予定です。
BLACK TIDE BREWING(宮城・気仙沼):三陸の海風を感じるような、力強くも洗練されたIPAで知られる。
渥美半島醸造(愛知・田原):地元の素材を活かし、フレッシュな風土を閉じ込めたビールを醸す。
横浜ベイブルーイング(神奈川・横浜):本格チェコスタイルのピルスナーは国内随一と評される。
YELLOW MONKEY BREWING(神奈川・横浜):遊び心あるラベルと挑戦的なスタイルで注目。
CRAFTROCK BREWING(東京):音楽とビールの融合をテーマに掲げるIPAの名手。
VERTERE(東京・奥多摩):自然豊かな奥多摩から発信されるアロマティックな新潮流。
Mikkeller Tokyo(東京):デンマーク発・世界的クラフトの旗手。実験精神あふれる限定も魅力。
しまなみブルワリー(広島・尾道):瀬戸内の空気を感じさせる爽やかな仕上がり。
NOMCRAFT BREWING(和歌山):アメリカ人ブルワーらが手掛ける、トロピカルでパンチのあるIPA。
奈良醸造(奈良):カルチャーとのコラボに積極的な奈良発ブルワリー。繊細でバランス感覚に優れる。
Kyoto Beer Lab (京都):ハンドクラフト感あふれる多彩なスタイルを展開。
BEER BRAIN BREWERY(千葉・柏):鮮烈なデザインと鮮度あるIPAで一躍話題に。
Shimoda Brewing Company(静岡・下田):南伊豆の自然を背景に、清涼感ある仕上がりが特徴。
このほかにも個性派ブルワリーが軒を連ね、豊橋で全国規模の飲み比べが楽しめます。
フードも充実。地元と全国の美味が集う
クラフトビールに欠かせないのがフード。アワアワアワーでは、豊橋市内外から個性的な飲食店が集まります。
地元の「emCAMPUS FOOD」をはじめ、台湾火鍋と点心のAKUBI、燻製の専門店スモーククラブ(浜松)、海鮮自慢の金楠水産(明石)、ビストロスタイルのATEGIS(豊橋)、サンドイッチのSANDWICH MOMENT(豊橋)など。ビールの個性に合わせて自由に組み合わせられるのも、このイベントの大きな魅力です。
おすすめのブルワリー巡りルート
チケット制(200円×11枚綴り)で少量ずつ飲み比べられるのも、このイベントならでは。おすすめの3つの“巡りルート”をご紹介します。
① ビギナー向け「軽やかスターター」
横浜ベイブルーイング→(ピルスナー)で爽快にスタート
渥美半島醸造→(地元のフレッシュエール)で地域色を感じる
奈良醸造→(セッションIPA)で香りの世界に一歩進む
② IPA好き必見「ホップの旅路」
CRAFTROCK BREWING→(定番IPA)で本格派に突入
NOMCRAFT BREWING→(トロピカルなIPA)で南国気分
BEER BRAIN BREWERY→(限定IPA)で締めのパンチを
③ 変化球派におすすめ「個性派セレクション」
VERTERE→(フルーティーで香り高い一杯)で幕開け
Mikkeller Tokyo→(限定フルーツエールなど)で実験的な一杯
BLACK TIDE BREWING→(ヘイジーIPAやダーク系)でじっくり余韻
「アワアワアワー2025」は、東海地方のクラフトビールイベントの中でも全国規模の顔ぶれが揃う注目の場です。地元フードとともに、ブルワリーごとの個性を少しずつ飲み比べできる贅沢な2日間。豊橋の街中で、秋の乾杯を心ゆくまで楽しんでみてはいかがでしょうか。

【開催概要】
日程:2025年9月13日(土)11:00~20:00/14日(日)11:00~18:00
会場:豊橋まちなか広場 & emCAMPUS 1F(豊橋駅徒歩5分)
チケット:前売2,000円/当日2,200円(200円×11枚綴り)
販売場所:(前売券)道の駅とよはし、emCAMPUS FOOD、イープラスほか
(当日券)会場本部