奈良・橿原市初のクラフトビール醸造所「FARMENTRY(ファーメンタリー)」~元放射線技師が語る金賞ラガーの秘密~

FARMENTRYの代表兼ヘッドブルワー・西崎翔さん
  • FARMENTRYの代表兼ヘッドブルワー・西崎翔さん
  • FARMENTRYの代表兼ヘッドブルワー・西崎翔さん
  • ヨーロッパでの醸造所巡り
  • 和歌山から橿原へ
  • 西崎さん(左)と、FARMENTRY副代表の奥田さん(右)
  • 機材搬入の様子
  • 完成した醸造所
  • FARMENTRYの醸造所兼タップルーム

奈良県橿原市初のクラフトビール醸造所「FARMENTRY」。醸造所に併設されたタップルームにて、できたてのビールをその場で味わうことができるこの醸造所が、2024年8月のオープンから2周年を迎えました。

オープンからわずか半年で「JAPAN BREWERS CUP 2025」の淡色ラガー部門にて金賞を受賞し、「Finest Beer Selection 2026」のアメリカンエール部門では世界最大得点を獲得するなど、いま最も勢いのある注目ブルワリーのひとつです。

そんなFARMENTRYの代表兼ヘッドブルワーを務めるのが、西崎翔さん。放射線技師からブルワーへと転身した、異色の経歴の持ち主です。

医療の世界からビールの世界へ、なぜ、どのようにして飛び込んだのか。そして橿原という土地やビールづくりへの想いとは。じっくりとお話をうかがいました。

放射線技師からブルワーへ。西崎翔さんがビールに魅せられた理由と異色の経歴を追う

FARMENTRYの代表兼ヘッドブルワー・西崎翔さん

奈良県五條市出身の西崎さんは、橿原市にある奈良県立医科大学で放射線技師として働いたのち、ブルワーに転身。そのキャリアチェンジの原点は、大阪での専門学生時代にありました。

きっかけは隣人トラブルから。スコットランド人との出会いで苦手だったビールに魅せられていく

西崎さん:飲み会で出てくるピッチャーに入ったビールが、苦いし香りも良くないしで全然美味しくなくて。ビールは苦手でした。

そんな西崎さんのビール観を変えたのは、専門学校時代に暮らしていたアパートでのある出来事でした。

同じアパートに住んでいたスコットランド人が、仲間を呼んで連日夜中に騒いでいたため、たまらず文句を言いに行ったのです。ところが、そこには彼の海外の友人が5人ほど集まっており、「一緒に飲もう!」と誘われるまま、なりゆきで飲むことになったといいます。

西崎さん:そのときに飲ませてもらったイングリッシュエールに、衝撃を受けたんです。

イングリッシュエールはパンやビスケットを思わせるニュアンスが強く、さらに温度が上がってもおいしく飲める。今まで知っていたビールとの違いに驚き、そこに面白さを見出したそうです。ラガーとエールの違いを知ったのも、このときが初めてでした。

そこから彼らと仲良くなり、輸入販売店でベルギーやドイツなど海外のビールを買っては、みんなで飲み比べる日々。こうしてクラフトビールの魅力に、西崎さんはどんどん引き込まれていきました。

新潟の大学に編入。副専攻で農業を学びながらクラフトビールへの憧れと学びを深めていく

ヨーロッパでの醸造所巡り

専門学校の卒業を目前に控えた西崎さんは、「すぐに就職したら面白くないかもしれない」と考えるようになります。そして放射線技師の免許を取得したのち、新潟の大学へ編入する道を選びました。

大学病院で働きながら学士取得を目指すなかで、もともと興味のあった農業や生物、そしてお酒づくりを深く学ぶため、副専攻として農学部の授業も受講。そこで日本酒や発酵についての知識も深めていきました。

時間を見つけては、趣味として全国のクラフトビールや日本酒の蔵を巡り、さらにはヨーロッパをはじめとする海外にも足を運んでいたそうです。

西崎さん:海外の行く先々で「醸造所を見せてほしい」と交渉したら、意外とみんな見せてくれるんですよ。

海外、とくにヨーロッパのクラフトビールは、醸造所がある街だけで飲まれていることが多く、街の外に流通することが少ないのだそう。西崎さんは、地元で完結する飲み方に強く惹かれました。

西崎さん:ドイツには「醸造所の煙突が見えるところでビールを飲め」ということわざがあるほど、地元のビールを飲むことが幸せだというカルチャーが根付いていて、人がいるところに醸造所ができるんです。日本は、広い土地を確保できるような人が少ない場所でビールを造り、人がいるところに出荷することが多いので逆ですね。

行動力と積極性、そして尽きない好奇心が、西崎さんのクラフトビールへの憧れと学びを着実に深めていきました。

ボーダーラインは35歳。医療の世界からビールの世界へ覚悟の決断

新潟の大学を卒業後、西崎さんは放射線技師の免許を活かし、医大への就職の道を選びます。

約5年間、放射線技師として勤務しているときも、1週間ほどの長期休みを活用して国内外の醸造所巡りを続けていました。

西崎さん:当時は趣味として醸造所巡りを楽しんでいましたが、今振り返るとブルワーになりたいという気持ちが心の奥にあったのだと思います。

やがて西崎さんの中で、起業する際の難易度を考えたときに「35歳」というボーダーラインが見えてきます。

醸造所で5年ほど修行を積み、そこから事業を計画することを逆算したうえで、ブルワーへの道へと舵を切る決断をしました。

医療から飲食への転換には、当然ながら不安もあったといいます。しかしそれ以上に「やるぞ!」という前向きな気持ちが勝り、西崎さんはクラフトビールの世界へと歩みを進めていきました。

すべての原点は和歌山にあり。『VOYAGER BREWING』での修行期間と、盟友・奥田さんとの出会い

和歌山から橿原へ

修行先に選んだのは、和歌山の『VOYAGER BREWING』。開業前からブログなどを通してその存在を追いかけていたそうです。

厳選した定番の銘柄のみをブラッシュアップしながら大切に造り続けるその姿勢に、西崎さんは強く魅力を感じていました。何度も和歌山に通っては、独立の夢と「ここで修行したい」という想いを代表にまっすぐ伝えたといいます。

こうして始まったビール醸造を知る期間を、西崎さんは「めっちゃ楽しかった」と振り返ります。

ビールづくりに携われる喜びや、同じビールを同じ味わいにするための、実験のような仕込みの面白さを味わいながら日々を過ごしました。

西崎さん:造ったビールをお客さんが目の前で飲んでくれるところまで立ち会えて、さらに感想を直接聞けることもすごく良かったですね。和歌山での修行の経験は僕の原点なので、醸造からビールの販売、雑務まで、FARMENTRYのビールづくりに繋がっています。

とくにビールのクリアな味わいや、流通してもブレない味わいを造るところは、VOYAGER BREWINGで学んだことが活きているのだとか。

地元に愛される『VOYAGER BREWING』の姿に、憧れ続けたヨーロッパの景色を見た

修行期間でとくに印象に残っているのは、地元で開催される祭りなどの地域イベントなのだそう。

西崎さん:地元の方々が何度もおかわりして飲んでくれました。VOYAGER BREWINGが地元で愛されていることを実感して、その姿にヨーロッパで見たブルワリーが重なって見えたんです。このときに、イベントでお客さんと交流する楽しさも知りました。

その経験から、FARMENTRYもイベントには積極的に参加し、さらに西崎さん自らイベントを企画することもあります。人が集まり楽しめる場所づくりにも憧れがあり、クラフトビールがそのきっかけになれば良いと考えているそうです。

ヨーロッパで「醸造所の近くでビールを飲む」文化をかっこ良いと感じたことと、修行での経験が繋がり、現在西崎さんは“ローカルに刺さるビール”を意識しているといいます。

常連客から共同創業者へ。奥田さんとの出会い

西崎さん(左)と、FARMENTRY副代表の奥田さん(右)
機材搬入の様子

FARMENTRYの副代表である奥田さんと出会ったのも、VOYAGER BREWINGでの修行期間中でした。

西崎さん:奥田くんはVOYAGER BREWINGの常連さんで、飲みに来てくれるうちに仲良くなりました。彼はブルワーではありませんが、一緒にビールを仕込みながら、主に出荷作業などのデスクワークを担ってくれています。クラフトビールに関しては僕よりも詳しいですよ。

おおざっぱな僕と違って、奥田くんは真面目にコツコツと仕事ができる性格です。昔から性格が似ていない人と仕事するほうが分業しやすくて楽なので、開業のパートナーに誘いました。

当時奥田さんは、病院の事務方の仕事をしており、西崎さんの誘いを受けて新たな世界に身を転じたそうです。

開業の準備期間には、醸造設備の設計から機材の輸入、組み立てまで2人で相談しながら、理想の醸造所を作り上げていったのだとか。

なぜ橿原だったのか。『FARMENTRY』誕生と店名に込めた想い

FARMENTRYの醸造所兼タップルーム

2024年8月、西崎さんは開業のボーダーラインとしていた35歳を目前にしてFARMENTRYをオープンさせました。橿原市初のブルワリーの誕生です。

放射線技師として働いていた奈良県立医科大学が橿原にあり、その頃から漠然と「ビールを造るなら橿原で」と考えていたそうです。

西崎さん:橿原には昔からよく遊びに来ていて、おいしいご飯屋さんが多くて何でもある良い街です。とくに大和八木駅は電車の便が良くて、大阪や京都、三重、和歌山方面に繋がっているんですよ。駅前は和洋中の飲食店が揃っていますし、個人的に好みの居酒屋が多くて気に入っています。

地元を大切にしたいという想いはずっとあります。ただ、まだまだ橿原の人に飲まれていないし、全然還元できていないんですけどね。それでも、地元の人が買いに来てくれたり、飲んだよと報告してくれたりと、少しずつ浸透してきているのかなとは感じています。

その言葉どおり、現在は大和八木駅の駅前だけでも約20店舗の飲食店がFARMENTRYのビールを取り扱っており、地域との連携がうかがえます。

「農」と「発酵」への入り口。名前とロゴに込めたメッセージ

「FARMENTRY」という名前は、農場を意味する「Farm」と、入り口を意味する「Entry」をかけ合わせた造語で、「発酵(ferment)+場所(ery)」という意味もあります。

農を通じて発酵を知ってもらえるようなブルワリーでありたい、という想いが込められた名前です。

2周年を機に新しくなったロゴには、出芽している酵母のキャラクターが描かれています。

真ん中の6本のラベルには、新たなロゴが描かれています

親しみやすい柔らかなロゴデザインにしたのは、よりたくさんの人に来てほしいという想いから。

ロゴは変わっても、「奈良から世界へ、世界から奈良へ」というテーマは創業当初から現在まで一貫しています。

発酵時間を惜しまない。金賞ラガーを生む醸造へのこだわりと、絶対に飲みたいイチオシのビール

合計10本のタンクが並ぶ、広々とした醸造所
2年間で複数の賞を獲得しています

醸造開始から1年間は、麦芽・ホップ・水・酵母だけで作る本来のビールにこだわると決めていたといいます。

奈良のお茶を使用したビールには、ラベルの背景に奈良の鹿などのシルエットが入っています

副原料を使い始めたのは2年目から。それも、生産者と直接話したうえで厳選しているそうで、中国の花椒をわざわざ現地まで買いに行ったこともあったのだそう。

現在は大和茶をはじめ、奈良の特産物を副原料として使用したビールもあります。

西崎さん:学生時代に好きになったイングリッシュスタイルのビールは、今でも造っています。せっかくなら日本ではあまり手に入らない伝統的なホップを使おうと思って、値段を気にせずに現地から買っています。

オープンから半年で金賞を受賞。フラッグシップ「SPECIAL HOUSE LAGER(スペシャルハウスラガー)」

「SPECIAL HOUSE LAGER」 スタイル:Lager / アルコール度数:4.5%

「JAPAN BREWERS CUP 2025」の淡色ラガー部門にて金賞を受賞した「SPECIAL HOUSE LAGER」。代表銘柄として人気の高い、FARMENTRYのフラッグシップビールです。

味わいは非常にクリアでドリンカブル。苦味が少ないフレンチホップを大量に使用し、深い苦味を出しているそう。強烈な苦味や柑橘感ではなく、華やかでフラワリーなニュアンスの香りも大きな特徴です。

クリアさを実現するために、仕込みでは時間をかけてゆっくりと温度を下げ、一般的な温度よりも低い5℃で発酵させているのだとか。

西崎さん:さっぱりとゴクゴク飲めるラガーですが、温度が上がってきても奥行きや香りを楽しめて、大瓶でも最後までおいしく飲めるように工夫しています。

「SPECIAL HOUSE LAGER」は、2,600リットルの大きなタンクで仕込んでいます

FARMENTRYのオープンからわずか半年、しかも初出品で金賞受賞という快挙についても聞いてみました。

西崎さん:おいしいなと自分で思える出来だったので出品しましたが、絶対に金賞を獲ろうとしていたわけではなく、FARMENTRYの現在地を知りたかったんです。選考に残っていたのは名だたるブルワリーのビールばかりだったので、名前を呼ばれたときはかなり驚きましたね。壇上で話す準備なんてしていなくて、何を話したか記憶がないです(笑)。

「SPECIAL HOUSE LAGER」は、FARMENTRYのタップルームと橿原周辺の飲食店でしか飲めない、特別なビールでもあります。

これは、目の届く範囲までしか流通させず、フレッシュな状態を保つためのこだわり。ヨーロッパの醸造所の在り方に通じるところがあります。

奈良の風土に委ねる、完成まで1年がかりのビール。野生酵母が生む「MIX CULTURE(ミックスカルチャー)」シリーズ

「MIX CULTURE」シリーズ

自然発酵のビール「MIX CULTURE」は、西崎さんが力を入れているシリーズであり、お客さんからの人気も高いそう。

橿原市の畝傍山をはじめ、さまざまな場所で採取した野生酵母を使用し、まずはタンクで発酵。そして二次発酵は木樽で行います。

二次発酵を行う木樽。今ここに入っているビールは、春ごろに完成予定とのこと

「MIX CULTURE」は、室温17~18℃ほどに保たれたワイルドルームにて醸造されています。木材の壁に囲まれている理由を聞くと、野生酵母が棲みつきやすく、温度管理がしやすいためなのだとか。

仕込みから流通までの期間は約1年。時間がかかるうえに一度にたくさん造れるわけでもありません。それでも、機械的にコントロールするのではなく、自然な発酵に委ねるビールを造りたいという想いで、これまでにステンレス発酵でのみ醸造した第1弾と第2弾をリリース。まもなく木樽熟成の第3弾をリリース予定としています。

西崎さん:数値化した緻密なモノづくりは好きですが、数字では測れない時間をかけたものも好きなんですよね。自然発酵のビールは毎回味わいが変わるので、その楽しさや面白さも届けたいと思っています。

ワイルドルームは西崎さんにとって、心が弾む実験の場なのだと感じました。

オレンジキャンディのような一杯。新作「Poppin Candy(ポッピン キャンディ)」誕生

「Poppin Candy」 スタイル:KVEIK IPA / アルコール度数:7.0%

弾けそうな名前の新作「Poppin Candy」。キャンディのような味わいのビールはなかなかないため、あえて表現してみたという一杯です。

「Eitrheim Kveik」という珍しい酵母を使用しており、オレンジキャンディのような優しい甘みのアロマと、フルーティなフレーバーが口の中に広がります。

白い花やスミレを思わせる上品な香りを持つ、2種類のフレンチホップを組み合わせているのも特徴。後味はクリアなので、乾杯にも、飲み疲れてきたときの一杯にもおすすめです。

農場から一杯へ。自社畑から描く『FARMENTRY』の循環

FARMENTRYの100バッチ目「DAILY LOOP」は、将来的に自社栽培のホップを使用して醸造する予定

西崎さんが好きな言葉は、「Farm to table(農場から食卓へ)」。自分で育てたものを自分で食べるという原始的な循環に喜びを感じるといいます。

家庭菜園や料理が好きな理由は、純粋な好奇心から。新たな味を見つけることや、人に作って食べてもらうこと、食材を切って調理する工程も楽しい。

なかでも発酵食品には特別な思いがあるそうです。

西崎さん:1+1が2にならない複雑さが、発酵食品の大きな魅力だと思います。味噌やキムチ、醤油、お酢、パンなど、何でも自宅で作ります。醸せるものは大体醸してきました(笑)。

学生時代に学んだ物理や数学のように、答えがハッキリしているわけでない。発酵を挟むことで、結果が毎回少しずつ違っていて、その違いが積み重なることで旨みにもなっていきます。

西崎さん:発酵にはロマンを感じますね。その複雑さや、新たなことを試行錯誤する実験的なアプローチは、ビールづくりも同じです。なので、ブルワーは僕の天職だと思っています。

宇陀市と藤原京跡の畑で、自社原料100%のビールを目指す

広大な自社畑

ビールづくりでは輸入した原料を使うことが一般的ですが、西崎さんはそこに「目に見えない原料でビールを造るような感覚」があるといいます。

西崎さん:自分が作った“目に見える原料”をビールに使えたほうが、造り手として楽しい、気分が上がるという感覚です。理想は、地元の畑から原料をそのまま持ってくること。それが地元ならではの味づくりにも繋がると考えていますし、飲んでくれる人にも伝わると思っています。

奈良県宇陀市にある自社のホップ畑は、9年目を迎えました。今年の収穫も無事に完了し、これから植え替えを行う予定です。ここで収穫したホップは、野生酵母を使用した「MIX CULTURE」シリーズに使用されています。

収穫したホップ

さらに今年2月には、新たな畑もスタート。場所は、日本初の本格的な都城・藤原京がかつてあったとされる土地です。

もともと田んぼだったこともあり、現在はビールの仕込みで生まれた麦芽かすを堆肥化させるなど、土壌づくりの真っ最中。将来的には、麦やベリーなどの原料を育てていく構想を描いているそうです。

いつか自社原料を100%使用したビールを造るために、まずは収穫量の拡大を目指す西崎さん。

農業の知識はまだ浅く不十分で、今は独学で畑と向き合っている状態のため、畑仕事に興味を持つ仲間を増やしていきたいといいます。

橿原でビールに興味を持つ人を増やしたい。『FARMENTRY』が目指す次の一歩

オープンからの2年間は、とにかく色んな人にFARMENTRYのビールを飲んでもらうことに必死だったと、西崎さんは振り返ります。

だからこそ「地元に還元できていない」という気持ちが大きく、3年目は“地元強化の年”にしたいのだとか。

西崎さん:橿原をビールに興味を持って飲んでくれる人で賑わう街にしたいですね。飲食店との連携を強めたり、地元のお祭りを企画したり。まだクラフトビール自体を知らない人も多いので、認知を広げるために試飲会なども企画していきたいと考えています。

FARMENTRYがオープンしてから、大和八木駅周辺にはビアバーが2つ誕生し、すでに橿原のクラフトビールカルチャーが色濃くなってきていると感じつつあります。

ちなみに、西崎さんおすすめの観光スポットは、江戸時代の町家が今も残る「今井町」。大和八木駅からFARMENTRYへ歩いて向かう途中に位置しているため、ついでに散策するのもおすすめです。

西崎さん:ぜひ一度、橿原でしか飲めない「SPECIAL HOUSE LAGER」を味わっていただきたいです。観光も楽しめる土地なので、奈良に来る理由を見つけてFARMENTRYに遊びに来てください!

奈良・橿原は、新幹線が停まる大阪や京都からのアクセスも良いので、この機会に足を運んでみてください。

また、2026年9月26日(土)・27日(日)の2日間は、FARMENTRYにて2周年イベントも開催予定です。大和八木駅前の飲食店も出店し、フードやソフトドリンクも用意されるとのことなので、観光とあわせて気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

FARMENTRY2周年イベントのお知らせ

放射線技師という異色のキャリアから、ヨーロッパで見た「地元で愛されるビール」の姿を追い続けてきた西崎さん。金賞ラガーから自然発酵、そして自社畑での原料づくりまで、その挑戦はすべて「農と発酵」という一本の線でつながっています。橿原から奈良、そして世界へ——FARMENTRYがこれからどんなビールと文化を育てていくのか。

BEERMAPS NEWS編集部は、これからも注目していきます。

店舗概要

店舗名:FARMENTRY
住所:奈良県橿原市五井町197-5
アクセス:近鉄線「大和八木」駅から徒歩25分 / 奈良交通バス「五井」停留所から徒歩1分
営業時間:土日祝11:00~18:00 / 月~金(ボトルショップのみ)11:00~17:00
定休日:不定休
支払い:クレジットカード・交通系電子マネー・PayPay
公式Instagram:https://www.instagram.com/farmentry

《BEERMAPS編集部》